ITインフラ機器をミニチュアで再現したカプセルトイ「手のひらネットワーク機器」シリーズの第3弾が、6月12日から全国のカプセルトイ自販機コーナーにて順次発売されます。価格は1回税込500円で、全4種です。
新作では、NetApp、F5、シュナイダーエレクトリック、NECの4社がそれぞれ監修に加わっており、実在するIT機器を精巧に再現している点が特徴です。
「手のひらネットワーク機器3」のミニチュアセットは、本物のデータセンターを模した“構築遊び”が楽しめるのが大きな特徴です。LANケーブルを使って機器同士の接続ができるほか、冷却ファンやPDU(電源タップ)、棚板などの小物パーツを組み合わせることが可能。
また、従来シリーズである「手のひらネットワーク機器」「手のひらPC&サプライ」「手のひらWi-Fiルーター」などとも接続互換性があり、拡張性の高さも魅力。さらに、2024年10月に登場した「日東工業サーバーラック FSシリーズ」との連携も可能となっています。
第3弾のラインナップには、F5が監修したアプライアンス基盤「F5 r12900-DS」をはじめ、NECによる高性能ルーター「UNIVERGE IX-R2530」、NetAppが提供するストレージ「AFF A70」、シュナイダーエレクトリックによるUPS機器「APC Smart-UPS 1500 RM 2U LCD 100V」が含まれます。いずれも実在する製品をベースにしており、それぞれの機能性や構造を忠実に反映した仕様が施されています。
また、今回の新作発売にあわせて、過去に発売された第1弾「手のひらネットワーク機器」、第2弾「手のひらネットワーク機器2」も、それぞれLANケーブルの色を「赤」「黄色」に変更してリニューアル販売されます。これにより、すでにコレクションを揃えているユーザーにも新たな魅力が提供されます。価格はそれぞれ1回税込500円。
株式会社ターリン・インターナショナルが展開する本シリーズは、「ITインフラ業界をもっと盛り上げたい!」という思いを原点に、総合監修を務める株式会社エーピーコミュニケーションズの発案でスタートしました。
一見するとマニアックなジャンルながら、カプセルトイという一般層にも親しみやすい切り口が功を奏し、シリーズは累計販売数25万個を超える人気商品へと成長しています。
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025061203.html