カップやきそば「ペヤング」を使ったやきそばパン2種が、6月1日に発売されました。
本物のペヤングソースとかやくを使っているという、パッケージだけで「これうまいだろ!」となること間違いなしのやきそばパン。早速買って食べてみました!
■ 本物のペヤングソース&かやくを使用した「やきそばパン」が今年も登場!
今回発売となったのは「ペヤングソースやきそばパン」と「ぺヤング激辛やきそば揚げパン」の2種。2024年に初めて販売されて反響を呼んだ商品が、ブラッシュアップされて登場です。
近所のスーパーをいくつか巡ってようやくゲットしたこの2品。筆者が購入した店舗ではどちらも128円でした。
やきそば本体をイメージしたパッケージ、そのデザインからしてもう「はい!おいしいおいしい!食べなくても分かります!おいしいです!」と期待感を高めてくれます。
中身は「ペヤングソースやきそばパン」が丸型のコッペパン仕立て、「ぺヤング激辛やきそば揚げパン」の方が揚げパン仕立てとなっています。やきそばパンを「揚げパン」で作るという発想が斬新。おいしそう。
封を切った瞬間からペヤングソースの甘くてスパイシーな香りが立ち上がってきて、記事そっちのけでかぶりつきたい気分に駆られます。
■ やきそばパンと言うよりあんぱん?今までにない食べ心地のやきそばパン
まずはノーマルな「ペヤングソースやきそばパン」からいただいていきます。
パンはふかふかの丸型コッペパンで、具となるやきそばは外からはわかりません。やきそばパンの一般的なビジュアルといえば、縦型のコッペパンにホットドッグのように挟まれているものなので、この時点ですごく興味を惹かれます。
丸型のコッペパンとあってか、見た目はかなりあんぱんを彷彿させます。でも割ってみると……しっかり具材はやきそば!味が濃そうな黒さのある色合いです。
一口食べてみると、口に入れた瞬間から「ペヤングだ!」となる、とても美味しいソース味。まろやかで甘みを感じる独特なソースの味わいが、コッペパンと非常にマッチします。
麺自体はペヤングのものではなく、専用のやきそばを使用。そのためペヤングより柔らかく、歯切れのいい食感です。
やきそばパンはときどき麺が噛み切れないorすすりきれないで、口からこぼれ落ちてしまうことがあります。しかしこの商品に使われている麺は太くて短いので、食べやすい作りになっています。やきそばパンを「すすって食べるのが好き」という方には少し物足りないかもしれませんが、これはこれで違った楽しみ方ができます。
というのもこの「ペヤングソースやきそばパン」の具材は、麺というよりも「やきそば味の餡」といったところ。丸型コッペパンを使っているということも相まって、食べ心地としてはやきそばパンよりもあんぱんの方が近いかもしれません。
もう1つの、揚げパンに激辛ペヤングソースを入れた「ぺヤング激辛やきそば揚げパン」の方がインパクトが強く、ノーマル版の方は良くも悪くも「普通」だと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。やきそばパンのイメージを覆しつつ、新しい食べ心地を与えてくれます。
■ 辛いけど辛すぎない!揚げパンを使ったやきそばパンが新しいおいしさ
続いては「ぺヤング激辛やきそば揚げパン」の方を食べてみます。激辛系のペヤングは「獄激辛」「獄激辛Final」などいくつか種類が出ていますが、今回のはその中でも最も辛くないタイプのもの。
とはいえ筆者は何年か前にひーひー言いながら「ペヤング激辛」を食べた記憶があるので、少し緊張気味です。
「ぺヤング激辛やきそば揚げパン」は「ペヤング激辛」のソースで味付けたパン生地に、パン粉を付けて揚げて作られています。パッと見た感じでは、やきそばパンというよりもカレーパン。
辛さに恐れおののきながら一口かじってみると、ペヤングソースの甘い味のあとに、「激辛」と表現するにふさわしい辛さが舌の上にじわっと広がっていきます。
正直「やきそばパン」化するにあたって、辛さに下方修正がかかっているのではないかと期待したのですが、そんな事はありませんでした。しっかり喉と舌に居座ってくる辛さです。
ただ「ペヤング激辛」よりは量が少ないですし、何よりパン自体は辛くないので、食べ進めるのにはそこまで苦労しないと思います。
そしてやはりこの「ぺヤング激辛やきそば揚げパン」で感動するのはパン生地。油で上がったオイリーな揚げパンとともに食べるやきそばは、食感が新感覚で非常においしい!
パンのサクサク感と、そばのもちっとした食感がピタッとパズルのように組み合わさって、新しいおいしさを生み出しています。
今回食べた2商品は美味しかったのはもちろんのこと、これまでのやきそばパンのイメージを覆すような斬新な味わいが特徴。
特に揚げパンタイプの方は個人的にかなりお気に入り。激辛以外のノーマル版でも作ってほしいと思いましたし、ほかのやきそばパンにも追随していってほしいなと心から思っています。
はい?カロリー?そんな話はしてませんよ今!!!
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025060207.html