回転寿司チェーンのくら寿司が5月16日、公式アプリを更新。
大阪・関西万博の夢洲(ゆめしま)フューチャーライフゾーンに出店している「くら寿司 大阪・関西万博店」の“予約席”が、不正転売されているとして、注意を呼びかけています。
発表によると、同店の予約は「EPARKサービス」を通じて発行されており、「チケットやサービスの利用権を第三者へ転売・譲渡する行為」「フリマアプリやSNSでの取引」「転売されたチケットの購入・利用」は、会員規約に反する禁止行為とされています。
これらの行為が発覚した場合には、「該当予約の取消し」「アカウントの停止・強制退会」「必要に応じた法的対応」といった処分が科される可能性があるとのことです。
くら寿司は「すべてのお客様に公平なサービスを提供するため、ご理解とご協力をお願いいたします」としています。
実際に「大阪・関西万博店」の予約状況をアプリで確認してみたところ、向こう1か月分の予約はすでに受付を終了していました。正規の予約が含まれているとはいえ、通常とは異なる状況であることは確かです。
また、SNS上では「くら寿司万博予約サポート」などを名乗るアカウントも確認されています(現在凍結済み)。こうした非公式の経路からは予約席を購入しないよう、十分な注意が必要です。
<参考・引用>
くら寿司アプリ「予約の不正な転売について」
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025051607.html