1985年のデビューから40年──“ナンノ”の愛称で親しまれる南野陽子のデビュー40周年を記念したアナログ・レコード「Yoko Minamino 40th Anniversary Records」が、2025年7月23日に発売される。価格は1万2000円(税込)。
本作は、完全生産限定のカラーレコード3枚組で構成され、色は透明ピンク、透明紫、透明水色の3色。ピクチャーレーベルが施されたプレミアムな仕上がりとなっている。
ソニー・ミュージックレーベルズよりリリースされる本作は、南野の歌手キャリアを凝縮した全31曲を収録。デビュー曲から、80年代アイドル黄金期を飾ったヒットソング、さらに30代、40代、50代で発表されたオリジナル曲までが並ぶ、まさにベスト・オブ・ナンノといえる内容。
映画「スケバン刑事」の主題歌として一世を風靡し、シングル8作連続1位の快挙を記録した「楽園のDoor」、CMソングとして記憶に残る「吐息でネット」「秋からも、そばにいて」、そして「はいからさんが通る」など、80年代アイドル時代を代表する名曲がぎっしり詰め込まれている。
また、節目の年に発表された記念楽曲も見逃せない。20周年を記念して作られた「最終オーダー」、25周年の「桜詩集」、2021年に萩田光雄プロデュースで発表された「空を見上げて」「大切な人」といった近年の新曲も収録。
さらに、日本カンボジア友好70周年のテーマソング「明日への虹」、2022年に東京オペラシティコンサートホールで披露された「メトロ」、京都府舞鶴市のイメージソング「飛揚-HIYOH-~再会の似合うまち舞鶴~」など、南野の現在の活動を伝える楽曲も収められており、40年にわたるアーティストとしての歩みがまるごと詰まった内容となっている。
40年という歳月を音で辿ることができる、アーティスト南野陽子の集大成ともいえるこの一枚。アナログレコードでしか味わえない温かみとともに、色褪せないナンノの歌声が再び注目を集めそうだ。
情報提供:ソニー・ミュージックレーベルズ
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025042103.html