「サッカーは格闘技」ってそういう……格闘ゲーム「餓狼伝説」最新作にクリスティアーノ・ロナウド参戦

SNKの新作格闘ゲーム「餓狼伝説 City of the Wolves」に、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドがプレイアブルキャラクターとして参戦することが発表されました。このコラボレーションに驚きの声が上がる中、公式映像でも彼のキャラクターとしての活躍が確認できます。この参戦背景には、SNKの主要株をサウジアラビアの財団が保有し、ロナウド自体もサウジアラビアのクラブに所属していることが影響していると考えられます。ロナウドも自身のSNSでこのニュースを報告し、4月24日の発売が期待されています。ゲーム対応プラットフォームは多岐にわたります。

　4月24日に発売を予定している、SNKの新作格闘ゲーム「餓狼伝説 City of the Wolves」にサプライズ発表。なんと実在のサッカー選手である「クリスティアーノ・ロナウド」氏がプレイアブルキャラクターとして参戦することが決定しました。

　たしかに某サッカー漫画にて「サッカーは格闘技」なんて例えもありましたが……異色すぎるコラボレーションに「エイプリルフールにはまだ早い」「PRでもなく、キャラとして追加はやばい」といった驚きの声が続々と寄せられています。

　公式XやYouTubeでは、ロナウド氏が登場するトレーラー映像も公開され、シリーズでお馴染みの「テリー・ボガード」や「ビリー・カーン」らと共演。実際のゲーム画面内にて、サッカーボールを駆使した格闘術で戦う様子も見ることが出来ます。

　同時に、公式HPのキャラクター一覧も更新され、ロナウド氏の紹介ページも追加されています。「オフを利用し、自分の新たなフットボールの技を磨くためサウスタウン（餓狼伝説に登場する架空の都市）を訪れる」……とありますが、なぜか屈強なファイターたちと戦うことになってしまったようです。

　それにしても、いったいなぜロナウド氏が参戦することになったのでしょうか。その理由については明記されていないものの、SNKの株式の多数を、サウジアラビアの皇太子が設立したミスク財団傘下のElectronic Gaming Development Companyが保有していることが関係しているものと思われます。

　ロナウド氏も現在、サウジアラビアのサッカークラブ「アル・ナスルFC」に所属。SNKのゲームのプロモーションとして、バロンドール5回、キャリア通算900ゴール超という数々の功績を残し、全世界に多大な影響力を持つロナウド氏に白羽の矢が立ったのかもしれません。

　餓狼伝説への参戦に際し、ロナウド氏本人も自身のInstagramで「今日みんなと共有するビッグニュース！私は新しい格闘ゲーム『FATAL FURY: City of the Wolves』のキャラクターになります！」と報告。ゲーム内で「CR7」がどのような活躍を見せてくれるのか、サッカーファンの筆者としては楽しみで仕方ありません。

　「餓狼伝説 City of the Wolves」の対応プラットフォームは「PlayStation4」「PlayStation5」「Xbox Series X|S」「Steam」「Epic Gamesストア」で、4月24日発売予定。価格は7920円（税込）となっています。