インディーゲームながら販売本数100万超えの大ヒットを記録した「8番出口」が12月27日、実写映画化されることが発表されました。
あわせてオープンした公式Xや公式HPで公開されているティザー映像には、あの地下通路やすれ違うおじさんの姿が。ゲームの世界観が完全再現されています。
「8番出口」は、2023年11月29日にSteamにて配信開始された脱出系ホラーゲーム。駅の構内を模した無限に続く地下通路に閉じ込められた状況の中、0番をスタート地点として地下通路に潜む”異変”を探しながら、8番出口を目指して進んでいくという内容です。
2024年4月17日にはNintendo Switch版が、同年8月8日にはPlayStation4/PlayStation5版が発売され、企業とのコラボ企画も展開するなど、さまざまな広がりを見せていた本作が、このたび満を持して実写映画に。東宝配給で、2025年公開となることがあわせて発表されています。
公開されたティザー映像では、ゲームの画面と見間違うほどに徹底再現された地下通路をプレイヤー視点で歩行する途中で、ビジネスシャツを着た男性とすれ違う様子が流れますが、証明写真機やロッカーが設置されている、といった原作とは異なる異変も。
薄暗い通路を進む映像の終盤では、ニヤリと気味の悪い笑顔を浮かべる男性に思わずドキッとさせられるなど、最後まで目が離せない内容となっています。
実写化に際し、ゲームの制作をつとめたKOTAKE CREATE(コタケクリエイト)さんは、「『8番出口』の世界観や雰囲気を壊す事なく、映画として面白い物になっていると思います!撮影現場も見学させていただき、あの地下通路やおじさんが目の前に存在していて本当に凄かったです!ぜひ楽しみにお待ちいただけると幸いです!」と感激の心境をコメント。
さらに公式Xの投稿によると「無限にループする迷宮に入り込んだ、悪夢のような映画館の鑑賞体験をお届けします」とのこと。ゲームをやり込んだ方でも、新鮮な気持ちで鑑賞することが出来そうです。
<参考・引用>
映画『8番出口』【公式】(@exit8_movie)
※掲載画像は映画『8番出口』公式Xアカウントの掲載画像です。
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024122705.html