カレーハウスCoCo壱番屋の「肉塊プロジェクト」第3弾メニューとして、マンガ「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」とのコラボ「ホロ肉ドカンと BBQ カレー」が、11月15日より店舗・数量限定で販売されます。
BBQソースとチェダーチーズを絡めたホロホロの巨大豚肩ロース肉を、4段階の「肉塊レベル」 で味わえる贅沢な一皿。大食い記者が、発売当日にさっそく体験してきました。
「ホロ肉ドカンと BBQ カレー」は、肉塊の量が「LEVEL1」から「LEVEL4」までが選べるメニュー。レベル1が標準量で、2が1の1.5倍、3が1の2倍で、4が1の2.5倍量となっています。
販売価格は「LEVEL1」が店内飲食で税込1650円、テイクアウトで税込1704円。「LEVEL4」が店内飲食3240円、テイクアウトが3294円です。この価格はライス300g、辛さ普通の場合で、ご飯の量や辛さ、トッピングの数に応じて変わります。
また、販売店舗は全国約570か所。提供していないところもあるので、事前にココイチの公式サイトで確認しておくことをオススメします。記者は東京の「JR秋葉原駅昭和通り口店」を訪れました。
今回はマンガ「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」とのコラボということで、掲載誌の「ヤングアニマルWeb」上でトクベツ編としてコラボマンガが無料公開されています。
その作中では、主人公の望月美琴が「肉塊レベル」最高の「LEVEL4」に半熟タマゴ3個をトッピングし、ホロ肉の美味しさに“至る”姿が描かれています。
作中では、サイドメニューも含めて3527キロカロリー分の食事を平らげていたもちづきさんですが、もともとお肉たっぷりワガママボディの記者がそのまま試すと「至る」どころではなくなりそうなので、平穏に「LEVEL4」(1962キロカロリー)と半熟タマゴ3個のトッピング(207キロカロリー)で行きたいと思います。
■ 「もちづきさん」も見た眺め……カレーにそびえ立つ“お肉のグランドキャニオン”
肉塊レベル「LEVEL4」の眺めはやはり中々なもの。ココイチ自慢のポークカレーに15センチ四方ほどの巨大なホロ肉がゴロリと4個ものっかった様子は、さながらグランドキャニオンのような壮観さです。まさに「頂(いただき)」。まずは半熟タマゴをのせず、ありのままを体験してみましょう。
マンガでも描写されている通り、のっかった肉塊はスプーンでちょっとつつくだけでホロリとほどけるやわらかさ。お皿からはBBQソースのスモーキーな香りが立ちのぼり、期待が高まります。
口に運んだ肉塊は、もはや噛むことすらも不要。舌を軽く動かすだけで一気にとろけ、豊かな脂とともに旨味たっぷりの肉汁となって押し寄せてきます。一口、また一口と進めるたびに肉の上品な甘みが広がり、思わずうっとり。
BBQソースのスモーキーな風味はしっかりと感じられつつ、自己主張しすぎない、ちょうど良い塩梅。お肉としての美味しさを一通り満喫した後に、チェダーチーズがコクとまろやかさをプラスしてくれます。起承転結がきちんと織り込まれた、なんとも秀逸な味わい。スプーンを片手に、しばし恍惚の表情を浮かべてしまいました。
■ 半熟タマゴで「さっぱり感」がプラス さらに食べ口軽やかに
そしていよいよ、満を持して半熟タマゴをトッピング。タンパク質の海と山、まさにリゾートです。
これだけ濃厚なお肉にタマゴがのっかったら、味がクドくなってしまうのでは……? と、最初こそ心配だったのですが、実際にのっけてみると、意外や意外、まろやかさとともに「さっぱりさ」が加わり、どんどん食べ口が軽くなりました。
さらにスプーンを進める手が早まり、あっという間に完食。もう一度カロリー計算をしてみたのですが、「このカロリーで、こんなに軽やかな食べ口なの?!」と、お皿を二度見してしまいました。
なお、冒頭でも述べた通り、全国約570店舗の「カレーハウスCoCo壱番屋」で、数量限定販売。提供店舗はココイチの公式サイトに掲載されています。なくなり次第終了ということですので、ぜひ食べたいという方はお早めに。
(天谷窓大)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024111602.html