秋の味覚「さつまいも」を使ったお手軽なレシピを、JA全農の広報部公式Xアカウントが紹介しています。その名も「さつまいものメープルバター」。
「なんじゃこれ!あまじょっぱくておいしい〜大学芋とはまた違うおいしさ」と担当者も絶賛しているレシピ。気になりすぎたので実際に作ってみることにしました。
全農広報部の投稿によると、必要な材料は以下の通り。分量については一部表記がなかったため、筆者の実際に使用した量で記載しています。
【材料】1~2人分
・さつまいも……1個
・メープルシロップ……大さじ1
・バター……10g
・サラダ油……大さじ2
・塩……ひとつまみ
まずはさつまいもを皮付きのまま厚さ7mmに斜め切りします。
次に、中火で熱したフライパンにサラダ油大さじ2を入れ、そこへカットしたさつまいもを入れて炒めます。全体に油が回るように熱し、こんがりと焼き目がつくまで2~3分ほど焼きましょう。
良い具合に焦げ目がついたところで火を止めて、メープルシロップ大さじ1と、バター10gを加えると……その瞬間、あま~い香りが漂い始め、食欲を刺激してきます。全体に絡めたら、仕上げに塩をひとつまみふりかけて完成。時間をかけずにサッと作れる点もいいですね。
■ たとえるなら「洋」の大学芋 温かくても冷めてもおいしい
さて、お楽しみの実食タイムです。ひと口食べてみると、その瞬間にメープルシロップとバターの甘みが口いっぱいに広がり、なんともふわふわと、夢見ごこちな味わいです。さつまいもとの相性も抜群で、まるで市販されているスイーツのよう。
甘みの奥にわずかに感じられるしょっぱさによって、味がくどくなりすぎない点も◎。食べている途中で気付きましたが、皮の焦げた部分のカリカリとした食感が、また一段とおいしい。
たとえるなら、これは「洋」の大学芋。子どもから大人まで幅広く親しまれそうな、おやつ・スイーツであると感じました。まさしく、さつまいもの食べごろである秋にピッタリ。
また、「冷めてもおいしくお弁当に入れるのもおすすめ」とのことなので、一時間ほどおいてからも食べてみましたが、たしかに冷たくなるとよりスイーツ感が増します。
ホイップクリームやバニラアイスなどに添えると最高に贅沢かもしれませんね。なお、作り置きする場合は蓋つきの保存容器に入れて、冷蔵庫で保存するのも可能(保存期間は4日間ほど)とのことでした。
出来立ても冷めても、どちらもおいしい「さつまいものメープルバター」、気付けばあっという間に完食してしまいました。ごちそうさまでした。
正直、さつまいも1個で作ってしまったことを後悔してしまうレベル。次はもっとたくさん作って存分に楽しみたいと思います。
<参考・引用>
全農広報部【公式】日本の食を味わう(@zennoh_food)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024102101.html