5月12日は母の日。当日はXのタイムライン上においても、さまざまなカタチのお祝いがあふれていましたが、SNSにエッセイ漫画をアップしている「峯鳥子」さんが投稿したのは、部屋の扉になにやら紙が貼られている光景をおさめた写真。
そこには「母の日プレゼント製作執行本部」と書かれており、あわせて「関係者以外立ち入り禁止」の文字が。はは~ん、これはサプライズの予感……?
峯さんのその後の投稿を見ると、どうやらお子さんらから素敵なプレゼントを受け取ったもよう。
箱を開けると、その中にまた箱が仕込まれており、中から駄菓子が続々。最後の箱を開けると、奥からカーネーションが現れる、という仕掛けが組み込まれていたようです。
子どもたちの想いのこもったサプライズには、4万件もの「いいね」が付くなど、投稿を見た多くの人も、思わずほっこりしたようすでした。
峯さんに話を聞くと、お子さんらからプレゼントについての事前告知は一切なく、完全に秘密で計画されていたそう。前日に買い物に出掛けていたのは知っていたものの、それが何だったのかについては、峯さんもあえて聞かず。
これまでにも、母の日にカーネーションをもらったり、既製品をプレゼントされたことはあったそうですが、部屋にこもって数時間工作していたのは今回がはじめて。当日子ども部屋に貼られている紙を見た際は、うれしい気持ちで引き返したとのことでした。
その後、昼食の時間になると、準備を終えたお子さんらから「じゃじゃーん!」「お母さんいつもありがとう!」と、サプライズでのプレゼント。受け取った瞬間は「すごく手が込んでるな」と驚くと共に「母の日らしくロマンティックな演出だなぁ」と、感動を覚えたと峯さん。
作り方や材料についても、どうやら子どもらが自分たちで調べたようで、「私がびっくりするようなプレゼントを作るために買い物に行き、準備をして作ってくれた過程を思うと、とてもうれしかったです!そして、成長したなぁと感じました」と、当時の心境を嬉々として語っていました。
お子さんらは、夫監修のもと、その日の晩ご飯も用意するなど、まさにいたれりつくせり。母の日は、家族が母への感謝を伝える日ですが、きっと峯さん自身も家族に対して感謝の気持ちでいっぱいだったことでしょう。一生忘れられない一日になったに違いありません。
<記事化協力>
峯鳥子のエッセイ漫画さん(@minetoriko)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024051604.html