「大盛り無料」に「おかわり自由」……。こんな言葉を目撃したら、たとえ興味が無い飲食店だったとしても足をとめてしまいます。
これは記者にとっては普通のことだったのですが、まわりに聞いてみると「そんなことは無い」と否定の嵐。そこで編集部のTwitterにて「大盛り無料」に関するアンケートを実施。今回はその結果をご紹介します。
そもそも「大盛り無料」という飲食店側の好意に対して、「断る」という選択肢が無かった記者。断ったらお店に「失礼」とまで思っていました。余談ですが、筆者の好きな言葉は「大盛り無料」、座右の銘は「ダイエットは明日から」です。
今回、「素朴な疑問」と題して実施したアンケートは「定食屋などで『大盛り無料』と書かれていたら、大盛りにしますか？」というもの。
選択肢は「必ず大盛りにする」と「時々大盛りにする」、そして「しない」の3種類。最後の「しない」に関しては必要ないと思ったものの、形式的に仕方なく入れました。
■ 「しない」が45.2％！
投票総数867票の結果、最も票を獲得したのは「しない」で45.2％。続いて「時々大盛りにする」が35.8％、「必ず大盛りにする」が19％という結果でした。
「おいおい、マジかよ……」。記者は、みなさんとは別の世界で生きていたのか……？
コメント欄を見てみると、大盛りにしない人の意見としては「食べきれないと失礼」「残してしまうと申し訳ないから」などが多いようです。
たしかにその考え方は正しい。バイキングなどで食べきれない量の料理を持ってきて残したりするのと一緒で、その行為は作ってくれた人に対しても失礼です。
以前、YouTuberやインスタグラマーの人たちが動画や写真を撮るためだけにたくさんの量の料理を注文して残し、問題になったこともありました。食べ物を残す行為は決して良いことではありません。
■ 体の大きな人は大盛りを期待されている？
なお、今回よせられた意見の中には、体の大きな方から次のようなエピソードもよせられていました。
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・大盛り無料の店で普通盛りを頼んだところ「大盛りにしておきました」と大盛りを出されたことがある（体重が100キロあった時代）
・店員さんから「おま、その身体で大盛りしないのかよ！？」という心の声が聞こえてくるので、負けられずに注文している（編集部註：元プロバスケ選手・伊藤俊亮さんからの投稿。身長2メートルある方です）
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体が大きい方の場合は、必然的に周囲からの「大盛り」プレッシャーがあるもよう。しかも気を利かせてくれるパターンもあるなんて……。これはこれで大変ですね。
※見出しの写真は「ご飯と野菜が大盛り無料」（シリーズ「大盛り図鑑」より）。あくまで参考として掲載しています。
（佐藤圭亮）
