「美少女戦士セーラームーン」といえば、かつて少女漫画雑誌「なかよし」にて連載され、30年が経過した現在も新作映画が制作されるなど、世界中に多くのファンを持つ作品として知られていることは周知の事実。
同作のファンである「はなこ」さんは、作品への愛が強すぎるあまり、「おうちでセーラームーンカフェ」と称して、オリジナルのスイーツやフードを自作。そのクオリティがあまりにも高すぎると評判になっています。
はなこさんが5月14日、15日にツイッターに投稿した画像には、同作の世界観をモチーフにしたトーストが多数。登場キャラクターやアイテムが描かれた作品は、どれも食べるのがもったいなくなってしまうくらいですよね。
普段は働きながら、セーラームーンのイベントに参加したり、グッズを集めたりして推し活を楽しんでいるというはなこさん。
もともとお菓子作りが好きで、何となく作ったババロアに、小さな三日月のクッキーをのせたら「セーラームーンっぽい!」と閃いたことをきっかけに、6年前から活動を開始。これまでに作ったメニューはなんと200種類を超えています。
はなこさんのタイムラインを眺めれば、その完成度は一目瞭然ですが、これまでの作品の中で特にお気に入りと紹介してくれたのが、ボリュームも本格的な「セーラームーンパフェ」。
作品を象徴する月型のクッキーや、大きいリボン。さらには「ルナ」のクッキーも飾られ、何ともかわいらしい仕上がりに。はなこさんがセーラームーン作品初期に感じたときめきや憧れを、ぎゅっと凝縮して表現したのだそう。
加えて紹介してくれたのが、他の作品とは一線を画す強烈なインパクトを誇るヌードルメニュー「イケ麺」。
無印セーラームーンの敵キャラであるダーク・キングダム四天王を、冷やしラーメン、焼きそば、そば、そうめん、の異なる麺で表現したメニューです。サラサラの髪を麺で表現するとは……なんとも秀逸なアイデア。
はなこさんのが作るメニューは見た目だけでなく、どれもすごくおいしそうなのが印象的。「最終的に自分で食べるまでが作品」というポリシー通り、これらのメニューの大部分は、はなこさん自身で食べることを前提に調理しています。
好きな物を材料にした、好きな作品モチーフのメニュー。「おうちセーラームーンカフェ」は、これからもはなこさん宅で存続していくことでしょう。
<記事化協力>
はなこ おうちでセーラームーンカフェさん(@hanako_mooon)
(山口弘剛)