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こんなの欲しかった!お菓子食べすぎ防止装置「おやつタイムキーパー」


画像提供:カズヤシバタさん(@seevua)

 「やめられない、とまらない」は、なにもかっぱえびせんだけに言えることではありません。少しだけ食べようとお菓子に手を伸ばしたら、いつの間にか完食してしまうことは多々あります。

 そんな時に便利なアイテムを開発したのが発明家のカズヤシバタさん。Twitterに投稿された動画は187万回以上も再生され、話題になっています。

 開発したアイテムの名は「おやつタイムキーパー」。

 使い方は簡単で、容器の中にお菓子をすべて入れてフタをし、電源を入れるだけ。中にあるお菓子を取り出すとフタが強制的にしまり、30秒間ひらかないようになる仕組み。これなら手がとまらなくなってもフタがあかないので、食べすぎてしまう心配もありませんね。

使い方は簡単で、容器の中にお菓子をすべて入れてフタをし、電源を入れるだけ

中にあるお菓子を取り出すとフタが強制的にしまり、30秒間ひらかなくなる仕組み

■ 実体験から開発を決意

 開発の様子などが紹介されている「となりのカインズさん」(ホームセンターCAINZ運営メディア)によると、発明をし続けるには頭をフル回転させる必要があり、そのような時に必要なものが「おやつ」だったそう。

 しかし、集中していると気づいたらカラに……。そこで今回の「おやつタイムキーパー」の開発に至ったと、これまでの経緯について説明しています。

 ちなみに好きなお菓子についてうかがうと、「カール」と回答。たしかに「カール」も気づいたら無くなっているお菓子の代表格。記者も何度かいつの間にか袋だけになっていた経験があります。他にも実家がある広島の「もみじフィナンシェ」も好きで、「いくらでも食べられます」と笑います。やはり相当お菓子が好きなようです。

 設計はCADソフトを使用。本体を使用しない時は、保存容器としても使えるよう、カインズで購入した密閉容器にそのまま装着できる形に設計したといいます。さらに「スペースの制約もあったので、設計は難しかった」と振り返っていました。

設計はCADソフトを使用

 仕組みや構造などを考え、ある程度まとまったら3Dプリントを使用して部品を作ります。その後、手を入れたら検知する距離センサを取り付けたり、部品を組み立てたりして完成。スタートから2週間ほどかかり、ようやく出来上がったそうです。

3Dプリントを使用

■ 問題点が発覚!

 しかし、おやつタイムキーパーを発表した後に、「本体を傾けるとフタがロックされずに食べ続けられる」という問題点が発覚。現在は傾けると強制的にロックがかかるようにアップデートされており、そこがこだわりポイントになっていると語ります。

 シバタさんは凝り性な性格のため、開発するものは衛生面や使用感など、現実性をふまえて作るそう。おやつタイムキーパーは「それが今回はちょうど良く再現できた」と満足気。ただし、「完成してからは、あまり使ってないですが……」と笑っていました。宝の持ち腐れとは、もしかしたらこういうことを言うのかもしれません。

<記事化協力>
カズヤシバタさん(@seevua
となりのカインズさん

(佐藤圭亮)

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