外出先で弁当を食べようと思ったら「箸がない!」そんなトラブルに出くわしたことは誰しも一度はあるはずです。お恥ずかしい話、筆者は度々そのようなシーンに遭遇し、割り箸代わりに爪楊枝などで代用したことがあります。
今回紹介するライフハックは、そんな緊急事態に使える方法。なんと箸がなくても簡易箸を作ってしまうことができるというのです。ツイッターでは本稿執筆時点で8万以上のリツイートが行われています。
箸がなくても即席で自作する驚きのライフハックを紹介してくれたのは、きしもとたかひろさん(以下、きしもとさん)。
そんなきしもとさんが、今回この方法を考案したきっかけは、意外なものでした。
寿司を買って新幹線に乗り込んだはいいものの、箸をもらい忘れたことに気がついたといいます。実はきしもとさんはアトピー体質。肌のバリア機能が弱いため、予防のため手が食品に触れないよう心がけているそうです。
そこで手で食べる以外になにか方法はないかと考えたところ、幼少期に広告を丸め「チャンバラの剣」を作っていたのを思い出しました。
幸いにも、カバンの中にはA4の紙がはいっていたので、チャンバラの剣と同じく中にあまり空洞を作らないよう細く巻いていき、小さなサイズで作ってみたところ簡易箸の完成。見事使えたというわけです。
まさかチャンバラの剣が箸に代用できるとは……驚きの発想です。ちなみに、紙を丸めただけでなく接着するために「お米」の粘着を代用しているそうです。
今回、便利なライフハックを紹介してくれたきしもとさんは、保育士・放課後児童支援員(学童保育)として働きながら「子どもも大人もしんどくない子育て」をテーマに活動を行っており、普段はライフハックを頻繁に投稿するアカウントではないそうです。
とはいえ、育児に役立つ情報は常に発信中。KADOKAWAからは「怒りたくて怒ってるわけちゃうのになぁ 子どもも大人もしんどくない子育て」「大人になってもできないことだらけです」を発売。他にも、SNSやオンラインの連載コラム等を通じて情報発信を行っているそうです。
<記事化協力>
きしもとたかひろさん(@1kani1dai)
(たまちゃん)