じゃがいも料理の定番として人気の高いポテトサラダ。好きすぎるあまり、常に持ち歩いていたいというほどの熱狂的なファンもいるかと思いますが、そんな願望を叶えてくれるかもしれないアクセサリーがツイッターで話題です。
その名も「ポテトサラダの概念ブレスレット」。じゃがいもやハム、人参といった具材をイメージしたパーツを使用していますが、パッと見ではポテトサラダとすぐには特定できないであろう絶妙なデザインは、おしゃれなアイテムとして日常使いにも馴染みそう。
作品を手がけたのはクリエイターの「牛人」さん。過去にもこうした料理モチーフの概念ブレスレットを多数手がけており、題材は「ナポリタン」や「ワカメと豆腐の味噌汁」などどれも実に庶民的。
こうしたアクセサリー作りのため、手芸店を訪れるたびに食べ物っぽいビーズをコツコツ購入しているそうで、今回はそんな手持ちのパーツの中から「何か作れるものはないかな?」と考えた末、閃いたアイデアであるとのこと。なんだか冷蔵庫にある材料で料理を作る時の感覚に似ていますね。
今回のパーツは丸いピンクがハム、角ばった薄黄色がじゃがいも、四角いオレンジが人参を表しており、間に配置された球のパーツは緑がきゅうり、黄色がコーン、黒が黒コショウをイメージしています。
大きいパーツは形が不揃いなものを使用していますが、これこそが本作におけるポイントのひとつ。あえて異なる形のパーツを多用し、ポテトサラダのぼこぼこ感を表現する狙いがあるのだとか。ひとつひとつは決してそうは見えないのに、合わさるとポテトサラダにしか見えなくなってしまうのは、まさに料理と同じと言っても過言ではないかもしれません。
その出来栄えについては「美味しそうにできないとボツにしているのですが、できたあと食品サンプルのレタスに乗せた時かなり美味しそうに見えたのでうれしかったです!」と、牛人さん自身も満足の様子。
投稿には3万件以上もの「いいね」が付くなど大きな注目を集め、中には販売を求める声も寄せられていますが、この「概念ブレスレット」シリーズに関しては今のところ販売を行う予定はなく、あくまで個人的に着用して楽しんでいるとのこと。
もしも手元にあれば、その日食べるものに合わせて変えてみるなど、色々な楽しみ方が出来そうです。
<記事化協力>
牛人さん(@ushihito)
(山口弘剛)