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【初心者にも大人気】アウトドア原付二種・ホンダCT125ハンターカブの魅力とは?


ホンダCT125・ハンターカブは、50ccクラスの原付一種よりも遥かに便利で実用的な原付二種に分類される、125ccクラスのミニバイク。名車を復活させたレトロな外観や、コロナ禍によるバイク&アウトドア需要の高まり、半導体不足なども影響し、納車まで数カ月待ちは当たり前の超人気モデルとなっています。キャンプにも大人気の同車の魅力を、東京モーターサイクルショー2022に登場した最新アウトドア仕様車と合わせて紹介しましょう。

ホンダCT125・ハンターカブ…44万円(税込)

CT125・ハンターカブ(グローイングレッド)

ホンダがリリースするCT125・ハンターカブは、2020年6月に登場した排気量124ccのミニバイク。エンジンはホンダ伝統の空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブで、最高出力は8.8馬力。ミニバイクといっても50ccバイクとは異なり、複数車線の幹線道路でも車の流れに乗れ、スムーズに走行できる余裕のパワーを発揮。街乗りから長距離走行まで、幅広くこなせるのが特徴です。

125ccクラスに属するCT125・ハンターカブは、原付二種(51cc超125cc未満)にカテゴライズ。交通規制の多い原付一種(50cc)とは異なり、

最高速度30km/h規制から開放される二段階右折の義務なし荷物積載制限は60kgまで(原付一種は30kgまで)タンデムシートやタンデムステップを装備したモデルは2人乗りOK50ccよりも遥かにパワフル

など、利便性に優れ、行動範囲を大幅に広げてくれるのです。

維持費は「原付一種」並み。車検もなく、置き場所にも困らない!

CT125・ハンターカブ(パールオーガニックグリーン) 自賠責保険(強制保険)は原付一種と同額251cc以上のバイクに必要な車検が不要126cc以上のバイクに必要な重量税が不要年1回負担の軽自動車税は、わずか2,400円(原付一種は2,000円)原付一種並みの低燃費性能を発揮する

原付一種並みの維持費と低燃費性能を確保しながら、最大64馬力(メーカー自主規制値)の軽自動車と同等もしくはそれ以上の俊敏な走りを発揮。加えて車体がコンパクトなので、保管場所にも困りません。

125ccクラスのバイクは、バイク好きには昔から「コスパ最強のシティコミューター」として知られており、通勤を四輪から125ccバイクに変更する人も大勢います。

コロナ禍でアウトドア志向のユーザーにヒット

ホンダの初代ハンターカブは、1962年(昭和37年)、鹿などの狩猟用バイクとして北米市場向けに開発。つまり、大自然の中での走行を目的に作られたモデルなのです。1983年(昭和58年)には、日本仕様車も開発・発売されましたが、当時は不人気のため、短期で生産中止に。

CT125・ハンターカブ(マットフレスコブラウン)

しかし、2020年に登場した写真のCT125・ハンターカブは、既存のハンターカブのワイルドで躍動的なフォルムを踏襲した、いわゆる復刻版としてリリース。かつてハンターカブに憧れたバイクリターン組やレトロな外観に惹かれた若年層のバイクビギナー、サブバイクとして使いたい現役ライダーなど、幅広い層に支持されました。

また、CT125・ハンターカブは、コロナ禍によるキャンプ&アウトドアブームにより、「高価な4WDカーは無理だけど、原付二種バイクならば、何とか購入できる」というキャンプ層やソロキャンパーにもアプローチ。予想外の人気に伴い、アフターパーツメーカーも積極的にカスタムモデルを作成・披露しています(下記参照)。

舗装路も悪路もこなせる高性能サスペンション、前後ディスクブレーキの贅沢な足周り、パワフルながらガソリン1L=67.2km(WMTCモード値)を誇る超低燃費な4ストロークエンジン、積載性に優れた大型のリアキャリア、アウトドアが良く似合う野性的な外観などにより、これまでバイクに縁のなかったユーザーにも、CT125・ハンターカブは支持されました。

筆者の親戚にも、ソロキャンプのため、普通二輪・小型AT限定免許を取得してCT125・ハンターカブを購入した50代男性がいます。現在、彼はソロキャンプを満喫中。

乗車に必要な「普通二輪小型AT限定免許」は最短2日で取得可能

125ccクラスのCT125・ハンターカブに乗るには、普通二輪・小型AT限定免許が必要(※注1)。なお、普通自動車免許所有者の場合、公認の自動車教習所ならば最短2日で取得可能です。手軽に運転免許証が取得できるという点も、CT125・ハンターカブが大ヒットとなった理由の一つといえそうですね。

※注1:CT125・ハンターカブは左足でギアチェンジする4速ミッション車ですが、左手でのクラッチレバー操作を省いた「自動遠心式クラッチ」を採用しているため、AT限定免許で運転可能。

【ラフ&ロード】50Lの大型トップケースを装着

バイク用パーツ&アイテムをリリースする「ラフ&ロード」がプロデュースした、アウトドア仕様のCT125・ハンターカブ。リアキャリアには容量50Lの大型トップケース、リアサイドには収納用バッグをコーディネイト。風や雨から身体をガードしてくれるフロントスクリーンやブッシュガードなど、冒険心をくすぐるアイテムも随所に導入されています。

【ダートフリーク】釣竿収納用のホルダー付き

豊富なバイク用パーツ&アイテムをリリースする「デイトナ」のグループ会社「ダートフリーク」が手掛けた、アウトドア仕様のCT125・ハンターカブ。ボディカラーに合わせ、リアのトップボックスはカーキ色にアレンジ。また、釣りの移動に便利な、釣竿収納用のフィッシングロッドホルダーも装着されています。フロントキャリア、フロントスクリーン、ブッシュガード、アンダーガードなど、アウトドアにピッタリのアイテムも随所に導入されていますよ。

【プロト】美しいオールチタンマフラー装備

バイクパーツ&アイテムメーカーの「プロト」が手掛けた、アウトドア仕様のCT125・ハンターカブ。リアキャリアには容量50-64Lのキャンプツーリングシートバッグ、左リアサイドには水運搬用のレッドコンテナ(1.75ガロン)が装着されています。そのほか、停車中の水分補給に便利なドリンクホルダー、冬場に嬉しいグリップヒーターも配備。オールチタンの美しいマフラーは、軽量&高性能なノジマエンジニアリング製FASAEM M2チタン ヒートスペックです。

【キジマ】フロント周りを大幅にアレンジ

パーツメーカー「キジマ」がプロデュースしたCT125・ハンターカブ。フロントアップフェンダー、ヘッドライトガード、テールランプ&ウインカーガードなどでオフロードモデル風のフォルムにアレンジされています。大型のリアキャリアラック、リアサイドバッグ、フロントキャリア、センターキャリアで積載性をアップさせているのもポイント。ツイン仕様のUSBポートKIT、グリップヒーター、ドライブレコーダーなど、実用性の高いアイテムも導入されていますよ。

写真はレッドカラーの別バージョン

ホンダ CT125・ハンターカブ(ノーマル) 主要諸元

車名・型式:ホンダ・2BJ-JA55全長×全幅×全高(mm):1,960×805×1,085軸距(mm):1,255最低地上高(mm):165シート高(mm):800車両重量(kg):120乗車定員(人):2最小回転半径(m):1.9エンジン型式・種類:JA55E・空冷 4ストローク OHC 単気筒総排気量(cm3):124内径×行程(mm):52.4×57.9圧縮比:9.3最高出力(kW[PS]/rpm):6.5[8.8]/7,000最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):11[1.1]/4,500燃料消費率(km/L):67.2(クラス1)<1名乗車時> WMTCモード値燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>始動方式:セルフ式(キック式併設)点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火潤滑方式:圧送飛沫併用式燃料タンク容量(L):5.3クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式変速機形式:常時噛合式4段リターンキャスター角(度)/トレール量(mm):27°00´/80タイヤ:前 80/90-17M/C 44P 後 80/90-17M/C 44Pブレーキ形式:前 油圧式ディスク 後 油圧式ディスク懸架方式:前 テレスコピック式 後 スイングアーム式フレーム形式:バックボーン

[Photos by 北 秀昭]

https://no-vice.jp/article/107243/

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