犬はよろこび庭駆け回り、猫は連れ添いいざかまくら。
雪が積もればとりあえず作らずにはいられない、冬の風物詩。猫にとっても興味津々のようであります。
冷たい雪もなんのその、寒さよりも好奇心のほうが優勢と見えまして、2匹の黒猫がシッポをおっ立て、かまくらの施工チェックに勤しんでおります。段ボールと同じ理屈で、洞穴っぽいところはどうしても気になるのが、猫の性であります。
なんで「かまくら」っていうのかと、調べてみましたところ「かま」は「釜」「竃」のことで、「くら」は「室(むろ)」のことを指し、ニッポニカによると「囲み、固めたこの雪洞(ゆきあな)の形からの命名」とされています。「鎌倉」の地名も、三方を山で囲まれ、一方が海に向かって開けているところからついたとされているので、ああいった形状や地形をさす一般名詞だったようであります。
実際問題として、関東平野部で人用サイズを作れるのは、10年に1度レベルでありますが、猫用サイズであれば毎年作れる気がしますので、ひとつ、来年にドカ雪が降り積もりましたら、猫用かまくら作りと動画アップをよろしくお願い致します。
[かまくらと猫/YouTube]