日本でいうところの「シェパード」は「German Shepherd」という犬種ですが、シェパードという言葉は「羊飼い」とか「羊の世話をする・番をする」という意味なんですね。ということで、猫がShepherdするとか、猫のShepherdというのも、意味としては通じるわけです。海のシェパードもこういう仕事すればええんちゃうかと思っているのかどうかは不明ですが、悠久の平和を感じさせる猫の仕事っぷりをご覧ください。
彼の名はBodacious。ゲートが開く音を合図に、叢のそこかしこから走り来る大小の羊たち。その一頭一頭に耳と目で注意を配るその姿は、熟練の羊飼いそのものであります。高みから見下ろすばかりではなく、ときおり叢に降り立ち、羊たちの目線にたって同じ叢で駆け回ったり、草を食むその姿をジッと見つめて心を寄せたり、シェパードとしての役目を立派に果たしているようでもあります。
羊の鳴き声と鳥の声が聞こえる、この猫に守られた叢には、悠久の平和のほかに、私どもが希求する、有休の平和であり遊休の平和も感じられる次第であります。
[The Cat Shepherd over seeing his sheep moving fields/YouTube]