お鈴と猫との関係性は、定点観測対象としております。
朝昼晩と定期的にご位牌の前に腰を下ろし、チリリンチリンと鈴を鳴らす猫が観測されましたので、ご報告申し上げます。
キジトラ白猫のやびっちゃんが佇むのは、お仏壇として使われているガラスのケースの前。扉が開くと、お鈴の前にお座りしまして左の前脚でチーンと澄み渡る音を鳴らしております。朝はチーン、お昼はチンチンチン、夜はチチッチーン、と打鈴パターンを変わるところはご愛敬。個人を偲んでなのか、鳴れば飼い主が喜ぶからから、それとも何かが出てくる合図になっているのかは、猫のみぞ知るわけでありますが、日課のチーンが100日続けばお百度参りを見届けたのと同じ、1000日続けば千日回峰行のスタートとゴールを見届けたのと同じ御利益があると言っても過言ではないのではないでしょうか。
[おりんを鳴らすネコのやびっちゃん/YouTube]