ペット関連小売会社がデータを発表

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長い間、英国でペットとして一番人気だったのは犬でした。しかし英国大手のペットショップ「Jollyes」の最新データによると、1990年代後半から2012年ごろまでに生まれた「Z世代」では、猫を飼う人が急増しているということです。
同社の発表では猫関連の購買額が急激に増えており、このまま推移すると英国での猫の飼育数は2年以内に犬の飼育数を上回ると予測しています。また同社の猫関連商品の売上件数は、犬関連商品より30%以上も多いことも明らかになっています。
猫好きセレブが人気を後押し

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こうした猫人気は近年顕著になりました。英国で飼われている犬は推定で1350万匹で、犬の飼い主世帯は全体の36%になっています。
これに対して猫は1250万匹が飼われていると推定されており、世帯全体の29%が猫の飼い主です。現在のところ犬のほうがやや優勢ですが、Jollyes社では若者の間で猫の人気が高まっているために、飼い猫の数は今後さらに増えると予想しています。
このところテイラー・スウィフト、ケイティ・ペリー、マイリー・サイラスといったセレブリティが愛猫の写真を頻繁にネットに投稿しており、これが人気急上昇の理由かもしれません。
テイラー・スウィフトは3匹の猫を飼っており、SNSの投稿やインタビューにも愛猫とともに登場しています。なかでもOlivia Bensonという名のスコティッシュフォールドはミュージックビデオやCMにも登場し、莫大な資産をもつ猫インフルエンサーとして大活躍しています。
魅力的な個性と飼いやすさが人気に

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とくに18歳から34歳の若い世代で、猫を飼う人が劇的に増えています。同社によると、こうしたZ世代の41%が少なくとも1匹の猫を飼っているといいます。若い人々が犬より猫を好むのは「猫の個性が魅力的なのと、世話が楽で飼いやすいため」だと考えられています。
全世代で見ても、かつては犬を飼う率が高かった男性が猫へとシフトをしていることがわかります。同社の調査では4分の1の男性が猫を飼っており、これは女性とほぼ同じ割合です。
英国で人気のコメディアン、ボブ・モーティマーなどの男性セレブリティが愛猫の写真を投稿したり、猫の保護活動を行っていることも、こうした傾向に影響を与えているのかもしれません。ボブ・モーティマーは2匹の猫を飼っていて、以前に動物保護団体と協力して保護猫たちにユニークな名前をつけ、里親探しに協力したことでも知られています。
高まるニーズに対応して、同社では猫関連用品の品揃えを拡大しています。今後もしばらく猫人気が続きそうですね。
出典:
・Nation's favourite pet decided as ownership grows rapidly among men and Gen Z
・All About Taylor Swift's Cats, Meredith Grey, Olivia Benson and Benjamin Button
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