人気YouTubeチャンネル『あにまるほんぽ』に投稿されたのは、足にハンデを負った元野良猫『茶々まる』くんの軌跡です。
飼い主さんと歩んだ4年間の軌跡がまとめられた動画は、公開後わずか3日で1万再生を突破するとともに、「保護四年おめでとうございます」「これからも元気いっぱい長生きしてね」など、祝福の声が寄せられています。
引っ越し先での出会い
リクガメの『梵天』くん、保護猫母子『シンバ』『テト』ちゃんと暮らす飼い主さんに新たな出会いが訪れたのは2021年のこと。その春引っ越したばかりの新居を、茶トラ野良猫『茶々まる(愛称:ちゃ~ちゃん)』くんがお庭を訪ねてくるようになったのだとか。
出会いから程なくして、彼が足を引きずっていることに気づいたという飼い主さん。食事や寝床の提供を経て、TNRを目的とした捕獲に成功したのは8月下旬のことだといいますが、去勢手術のため足を運んだ動物病院では、数々の問題が浮上したそう。

出会って間もなくの茶々まるくん。顔を負傷していたり、やせ細った姿で訪ねてくることもあったそう

TNRのため、彼を捕獲した飼い主さんでしたが…
茶々まるくんが抱えていた数々の問題とは
動物病院では彼が推定5歳と判明したほか、右大腿骨に骨折痕が。痛む右足をかばうあまり左足の膝は関節炎を発症し、つま先がえぐれていただけでなく、猫風邪を患っていることが明らかになり、飼い主さんは彼を自宅で療養させることを決めたといいます。
当時の茶々まるくんは人馴れしておらず、威嚇行動も見られたものの、少しずつ心を開いてくれるように。年齢や後ろ足にハンデがあるため、彼を屋外に戻すことに不安を感じた飼い主さんは、ご家族で何度も話し合い、彼を家族に迎え入れることを決めたそうです。

日々のケアと並行し、ネット越しの抱っこでスキンシップの練習を重ねた結果…

飼い主さんの抱っこでうっとりする姿を見せてくれるように
「この子を家族に」決断の先に続く幸せな日々
先住猫シンバ・テトちゃんはもちろん、リクガメ・梵天くんともすぐに仲良くなったという茶々まるくん。保護から4年後、9歳になった彼は、保護当初はひどく負傷していたつま先にキュートな肉球をつやめかせ、元気いっぱいに猫じゃらしを楽しんでいるとのことです。

いよいよ迎えた合流の日はケープでおめかしを。その後はテトちゃんとすぐに仲良しに

テトちゃんのママ・シンバちゃんと寄り添う姿

お食事中のリクガメ・梵天くんのそばでリラックスするほのぼのシーンも

保護当初は痛々しい状態だった肉球もこんなにぴかぴかに!
面倒見がよく愛情深い茶々まるくんは、その後家族に加わった後輩猫『ベルメール』さんの良きお兄さんに。また、彼はボランティアで一時預かりをした30匹以上の保護猫さんたちの社会化と家猫修行にも多大な貢献をしてくれたのだそう。

後輩猫・ベルメールさんとも仲良しです
誕生から約5年間を過酷な屋外で過ごした元野良猫の男の子・茶々まるくん。9歳のお誕生日に際し、飼い主さんは、彼がこれからも楽しい毎日を送れるように、そんな日々を共に長く歩んでいけるようにと改めて決意しました。

これからもずっとずっとお幸せに!
茶々まるくんとの出会いから4年間の軌跡を記録した当動画には、「ちゃーちゃん9歳おめでとっ。もう4年も経つんですねー。保護当時の動画、すごく懐かしい。見返せて嬉しいです。誰にでも優しい園長茶々丸。可愛い可愛い茶々丸くん。これからも元気に長生きするのだよ」「可愛くて優しい茶々まるくん、9歳おめでとう。あにまるほんぽさんのお家の子になって良かったね。これからも皆んなと元気で楽しい毎日を過ごしてほしいです」等、祝福の声が寄せられています。
かわいい猫ちゃん・亀さんと暮らすなか、保護猫活動を行われているという飼い主さん。活動の様子は、人気YouTubeチャンネル『あにまるほんぽ』でご覧いただけます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「あにまるほんぽ」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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