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いくら好きでも…愛猫を『甘やかしすぎる』ことの7つの弊害 最悪、病気を引き起こす場合も…


猫を過度に甘やかすことは様々な健康や行動の問題を引き起こす可能性があります。肥満や偏食、分離不安症、攻撃性の問題行動、運動不足によるストレス蓄積、社会性の欠如、しつけの困難などがその例です。これらの問題を防ぐためには、バランスの取れた食生活、適度な運動、独立心の育成、一貫したしつけが必要です。また、問題行動が見られた場合は、毅然と対応し、専門家のアドバイスを仰ぐことも重要です。猫との健全な関係を築くためには、愛情とともに適切な管理が求められます。

猫を「甘やかしすぎる」ことの7つの弊害

おやつを食べる猫

1.肥満とそれに伴う病気

愛猫への愛情からついついおやつをあげすぎたり、食事を好きなだけ与えてしまったりすると、肥満のリスクが格段に高まります。

猫にとっての肥満は、私たち人間と同じように多くの健康問題を引き起こす原因となるので注意が必要です。

具体的には、糖尿病の発症リスクを高めるだけでなく、関節に過度な負担がかかることで関節トラブルを引き起こしたり、心臓に負担がかかることで心臓病のリスクを高めたりする可能性があります。

愛猫の健康を守るためには、適正な体重を維持するための厳密な食事管理と、獣医師と相談しながら適切なフード選びをすることが大切です。

2.偏食・わがままな食生活

猫が食べたいものだけを与え続ける「甘やかし」は、偏食やわがままな食生活につながりやすいです。

人間の食べ物を与えすぎたり、気に入らないフードをすぐに変えたりすると、猫は新しいフードやバランスの取れた総合栄養食を受け付けなくなることがあるので、気を付けなければなりません。

これにより、特定の栄養素が不足したり、逆に過剰になったりして、栄養不足や消化器系の問題を引き起こす可能性があります。

また、食事の時間が不規則になったり、常にフードが置きっぱなしになっていたりすることも、猫の健康的な食習慣を妨げる要因となるでしょう。規則正しい食事と栄養バランスの取れたフードを与えることが大切です。

3.分離不安症の発症

愛猫を必要以上に甘やかし、常に構いすぎると、飼い主さんが少しの時間でもそばを離れた際に過度な不安を感じる分離不安症を発症するリスクがあります。

この症状が出ると、飼い主が外出したときに過剰に鳴いたり、破壊行動をしたり、不適切な場所での排泄を繰り返したりするなどの問題行動が見られるようになります。

これは、猫が飼い主への依存度が高すぎるために、一人になることに強いストレスを感じてしまうためです。愛猫の精神的な健康のためには、適度な距離感を保ち、一人で過ごす時間にも慣れさせるなど、独立心を育むような接し方を意識することが重要です。

4.攻撃性・問題行動の助長

甘噛みや引っ掻きなど、子猫のうちに遊びで始めた行動を「可愛いから」と許容し続けてしまうと、成長してからもこれらの行動がエスカレートし、攻撃的な問題行動につながることがあります。

特に、猫が本気で噛んだり引っ掻いたりするようになった場合、飼い主自身や他の家族、来客に対して危険を及ぼす可能性も出てきます。

また、要求が通るまで鳴き続ける、気に入らないことがあるとすぐに威嚇するなど、わがままな行動がエスカレートすることも。問題行動を助長しないためには、子猫の頃から一貫したしつけを行い、適切な遊び方でエネルギーを発散させることが大切です。

5.運動不足とストレスの蓄積

室内飼いの猫は、意識して運動の機会を作ってあげないと運動不足になりがちです。甘やかしすぎて、猫が好きなだけ寝て、好きなだけ食べられる環境だけを提供してしまうと、体を動かす機会が減り、肥満だけでなくストレスの蓄積にもつながります。

運動不足は、猫が本来持っている狩猟本能を満たせないため、フラストレーションの原因となります。

猫の心身の健康のためには、猫じゃらしなどを使った遊びの時間を積極的に設けたり、キャットタワーを設置して上下運動を促したりするなど、適切な運動ができる環境を用意しましょう。

6.社会性の欠如とストレス耐性の低下

子猫の社会化期に、他の猫や人間、さまざまな物音など、幅広い経験をさせずに過保護に育ててしまうと、社会性の欠如やストレス耐性の低下につながることがあります。

これにより、来客や動物病院への通院、引っ越しなど、普段と異なる状況になった際に極度のストレスを感じ、パニックになったり、体調を崩したりする可能性が高まります。

また、他の猫に対して攻撃的になったりすることもあります。猫がさまざまな環境に適応できるよう、適切な時期に社会化を促し、外部からの刺激にも慣れさせる経験をさせることが重要です。

7.しつけの困難と飼い主の負担増

猫を甘やかしすぎてしまうと、悪い習慣が定着し、後からしつけを行うことが非常に困難になります。

例えば、人間の食事をねだる、家具で爪とぎをする、夜中に大きな声で鳴くなど、一度許してしまった行動は猫にとって「許される行動」と認識され、直すのが難しくなります。

問題行動が悪化すると、飼い主の日常生活に支障をきたし、精神的な負担も増大します。最悪の場合、猫との関係性が悪化し、共に暮らすことが困難になってしまうケースも。

猫と飼い主双方にとって快適な共生関係を築くためには、愛情だけでなく、時には毅然とした態度で接し、適切な境界線を設けることが大切です。

解決策と適切な接し方

撫でられる猫

愛猫を幸せにするためには、愛情を注ぎつつもメリハリのある接し方が重要です。

まず、食事は量と時間を決めて与え、おやつを与える場合は少量に留めましょう。毎日時間を決めて猫が満足するまで遊び、運動量を確保することで、ストレス解消と肥満防止につながります。

また、適度な独立心を育むため、一人で過ごす時間も作ってあげることが大切です。問題行動が見られた際には、感情的にならず毅然とした態度で対応し、必要であれば専門家のアドバイスも仰ぎましょう。

定期的な健康チェックを欠かさず、愛猫とのより良い関係を築いていくようにしてください。

まとめ

女性と猫

可愛い愛猫のすることであれば、何でも許してあげたくなってしまいますよね。

しかし、過度に甘やかすことは愛猫に悪影響を及ぼすだけでなく、私たちと共に暮らしていくことが困難になってしまう可能性もあります。

猫の習性や性格を理解し、人間の社会にも適応させてあげることで、しっかりと信頼関係を築き、より良い生活を送ることができますよ。


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