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猫が思わず『フミフミ』したくなるタイミング5選 どんなキモチのときにするの?全くしないのはおかしい?


猫が「フミフミ」する行動には、リラックスしているときや甘えたいとき、眠いとき、母猫を思い出しているとき、そしてマーキングの可能性があります。特にリラックスした状態では、猫は深い安心感を覚えてフミフミを行います。また、飼い主に甘えたい、注目してほしいときにも、フミフミを通じて愛情を求めることがあります。眠りにつこうとしているときも、この行動は寝るための準備を示しており、子猫時代の安心感を思い出す行動として見られます。さらに、フミフミには自分のテリトリーを示すマーキングの意味があるという説もあります。なお、猫がフミフミをしなくても、愛情がないわけではなく、個体差や環境による影響が考えられます。

猫が「フミフミ」したくなるタイミング5選

ふみふみ猫

1.リラックスしているとき

猫が心からリラックスしているときに、フミフミ行動が見られることがあります。

例えば、日当たりの良い窓辺でウトウトしている時や、飼い主が優しく撫でている最中、あるいは食後で満腹になり、安全な場所でくつろいでいる時などです。

このような状況で猫は、周囲に対する警戒心が完全に解け、心身ともに深い安心感に包まれています。「ここは安全で、とても気持ちがいいニャ」という満足感がフミフミという行動につながり、時にはゴロゴロという喉を鳴らすこともあるのです。

この場合のフミフミは、特定の要求があるわけではなく、現状の心地よさ、幸福感を無意識に表現している行動と言えるでしょう。

邪魔されずにこの至福の時間を満喫したい、という猫の穏やかな気持ちが表れています。

2.甘えたいとき

猫が飼い主や他の特定の対象に対して「甘えたい」という強い気持ちを抱いたときも、フミフミをすることがあります。

飼い主の膝の上に乗ってきたり、体にすり寄ってきたりする中で、愛情を求めるサインとしてフミフミが始まります。

これは「もっと撫でてほしい」「あなたのそばにいたい、注目してほしい」という積極的なコミュニケーションの一環です。時には、飼い主の柔らかい衣服や肌に顔をうずめながらフミフミし、深い愛情と信頼感を全身で表現しようとします。

この行動は、飼い主との絆を再確認し、安心感を得ようとする猫の純粋な欲求の表れです。

3.眠いとき

猫が眠気を感じ、寝る準備を始める際にもフミフミ行動が見られます。お気に入りの寝床や柔らかい毛布、クッションの上などで、目を細め、うとうとしながら前足を交互に動かすのは、入眠儀式の一種と考えられているようです。

「ここで安心してぐっすり眠りたい」という気持ちの表れで、フミフミすることで寝床をより快適に整え、自分自身を落ち着かせようとしています。

これは、子猫が母猫のお腹のそばで安心して眠りにつく前の行動にも似ており、本能的に心地よい眠りを誘うための行動と言えるでしょう。フミフミをすることで、安心できる寝環境を作り出し、リラックス状態を高めてスムーズな入眠へと移行しようとしているのです。

4.母猫を思い出しているとき

成猫が見せるフミフミ行動の根源には、子猫時代に母猫のお乳を飲む行動の名残であると言われています。特に、柔らかい毛布やセーター、飼い主の温かいお腹など、母猫の感触を彷彿とさせるものに対してフミフミをすることがあります。

この時、猫は「お乳を飲んでいた頃みたいで、とっても安心する」という気持ちで、無心にその行動を繰り返していると考えられます。

これは、安全で無条件の愛情に包まれていた幼少期への懐かしさや深い安心感を追体験している状態です。

時には、フミフミと同時にチュパチュパと布に吸い付くような行動(ウールサッキング)が見られることもあり、これはより強く子猫気分に戻っている証拠と言えるでしょう。

5.マーキングをしている(諸説あり)

猫のフミフミ行動には、自分の縄張りを主張するためのマーキング行動の一環であるという説もあります。猫の足の裏、特に肉球の間には臭腺があり、フミフミすることで自分の匂いを対象物につけていると考えられています。

「これはボク(ワタシ)のお気に入りの場所だ」「これは自分のものだ」という気持ちで、特定のお気に入りのクッションや毛布、あるいは飼い主の衣服などに匂いを残し、自分のテリトリーを主張し、安心できる空間を作り出そうとしている可能性があるのです。

特に新しい物が家に来た時や、多頭飼育の環境下で自分の存在をアピールしたい時に見られることがあります。

この場合のフミフミは、リラックスや甘えとは異なり、縄張り意識や所有欲からくる行動なのかもしれません。

「フミフミ」をしない猫がいるのはなぜ?

毛布をこねる猫

猫によって「フミフミ」をほとんどしない子もいます。理由として考えられるのは、

  • 個体差や性格によるもの
  • 離乳時期による影響
  • 安心しきっている環境にいる
  • フミフミできる対象物がない

等が考えられます。

フミフミをしないからといって、飼い主への愛情がないわけではありませんし、健康に問題があるわけでもありません。

食欲があり、元気に遊び、他の方法でコミュニケーションを取ろうとしているのであれば、特に心配する必要はないでしょう。

ただし、以前はよくフミフミをしていたのに急にしなくなった、そして同時に元気がない、食欲がない、隠れて出てこないなど他の気になる変化が見られる場合は、何らかの体調不良やストレスのサインである可能性も考えられます。

その場合は、一度獣医師に相談してみるようにしましょう。愛猫の個性のひとつとして、フミフミをしないという点も受け入れてあげてくださいね。

まとめ

毛布でリラックスする猫

猫の仕草の中でもトップクラスで可愛いのが「フミフミ」ですよね。

フミフミの仕方は猫によって違い、個性の出る行動でもあります。我が家には二匹の猫がいますが「お気に入りの毛布をくわえながらしかフミフミしない」「撫でられていないとフミフミできない」などの違いがあり面白いです。

猫のフミフミはリラックスサインでもあるので、始まったら満足するまで静かに見守るようにしてあげてくださいね。


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