猫は子どもが苦手?平気?

猫は子どもが「苦手」と言われていますが、一概にそうとは限りません。苦手とされる理由は、猫は一緒にいて安心できる人を好む傾向があり、子どもの予測できない動きに警戒してしまうためです。
例えば、尻尾をぎゅっと掴まれる、無理やり触ってくるといった行動が当てはまるでしょう。また、大声を出したり、走り回ったりするだけでも、繊細な猫に敬遠されてしまいます。
しかし、子どもに猫への接し方を教えていくことで、少しずつ関係性を築くことができるでしょう。特に「赤ちゃん」に対しては、自分より弱い存在だと認識し、寛容な対応を見せる猫も珍しくありません。
では、赤ちゃんと猫が快適に暮らしていくうえで、どんなことに気をつけるとよいでしょうか?
「赤ちゃん」と暮らす際の注意点4つ

1.猫に感染症やノミがいないか確認する
赤ちゃんは、おおよそ1歳を過ぎた頃から少しずつ免疫力が発達していきますが、免疫がつくまでは感染症などにかかりやすい状態が続きます。
そのため、猫から人に感染する可能性がある「人獣共通感染症」には、一層気をつける必要があります。なかでも「猫ひっかき病」は、ノミが原因となる感染症のひとつです。
お互いを守るために、猫の健康チェックを怠らないようにしましょう。
2.部屋の掃除を徹底する
衛生面や猫アレルギー対策の一環として、部屋の掃除はこまめに行うようにしましょう。特に、春と秋の換毛期は抜け毛が増えるため、念入りな対策が必要です。
掃除機だけでは取り切れない抜け毛やホコリには、空気清浄機の活用が効果的です。最近では、ペットのいる家庭向けのシリーズも展開されていますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
万が一赤ちゃんが猫アレルギーを発症した場合は、医師のアドバイスを受けながら、適切に対処しましょう。
3.ふれあい中は目を離さない
猫と赤ちゃんのふれあい中は、必ず飼い主さんが見守りましょう。
故意ではなくとも、猫が赤ちゃんを爪で傷つけてしまったり、逆に、赤ちゃんが猫の尻尾を引っ張るなどをして驚かせてしまったりすることが考えられます。
また、猫が赤ちゃんと初めて対面する場合は、大きな泣き声を聞いて戸惑ってしまうこともあるでしょう。
いきなり近づけるのではなく、まずは赤ちゃんと同じ環境にいることに慣れてもらい、様子を見て距離を縮めていってください。
4.猫にも分け隔てなく愛情を注ぐ
育児中心の生活となっても、猫にも愛情を注ぐことを忘れてはいけません。
今までは遊びやスキンシップの時間があったのに、それが急になくなると、猫は不安に感じます。ストレスの度合いによっては問題行動に発展する可能性もあるため、注意が必要です。
スキマ時間を見つけて猫とふれあう時間を設け、家族内でも協力しながら、猫に配慮した対応を心がけましょう。
愛情を行動で示せば、猫にもその思いが伝わり、赤ちゃんと一緒に心地よく暮らせる関係を築けるでしょう。
まとめ

猫は、子どもを苦手に感じることもありますが、一概にそうではなく、環境や対応次第でともに暮らすことが可能です。
特に、赤ちゃんと猫が一緒に暮らしていく場合は、お互いの健康管理や距離感、猫への接し方に配慮するようにしましょう。
健康面においては、猫に感染症やノミの寄生がないかを確認し、掃除機や空気清浄機を活用しながら、清潔な環境を保つことに努めてください。
赤ちゃんが優先の暮らしになるのは自然なことですが、猫も変わらず大切な家族の一員です。
猫にも気持ちよく生活してもらえるよう、分け隔てない愛情を注いでいきましょう。
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