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徒歩で街をめぐり、窓辺にたたずむ猫を愛でる『猫観察ツアー』が大人気に!米国


窓辺の猫を観察するツアー

猫とともに窓の外をのぞく子供

画像はイメージです

John Edwardsさんが米国ミネアポリスの古くからある街並みで「猫を観察するツアー」をやろうと考えたのは、2017年のことでした。以来、この「Minnesota Cat Tour」は毎年6月に開催され、何百人もの参加者が集まる地元で大人気のイベントに成長しました。

最新のイベントには500人以上の猫好きが参加し、20ヵ所を訪れて猫たちと交流しました。いまや全米から注目されているユニークなツアーなのです。

「このあたりはアパートがたくさんある人口密集地域です。1890年代かそれ以前に建てられた家など、歴史的な建物や建築物もたくさんある地区です。歴史的な建築物をめぐるツアーがあるのだから、建物の中にいる猫を見るツアーをしたらどうだろうと思いつきました」と彼はインタビューに答えています。

しかし、最初は「人々がこの近所を歩き回りながら、窓辺にいる猫を観察する」という小規模なものでした。

「最初の数年間は参加者も20人程度でした。どの猫も事前に登録されておらず、たまたま窓の近くにいた猫だけを見られたのです。2019年までは、現在のように大規模なものになるとは思っていませんでした」とJohnさん。

500人が集まる大イベントに

街を歩く大勢の人々

画像はイメージです

しかし2019年になって、このツアーは「何百人もの人が集まる、本当に大きなイベント」にまで成長したのです。

「それからはどんどん大規模になっていきましたね。住民は飼い猫を窓辺に立たせ、人々はそうした猫たちを見て楽しみました。多くの人がSNSに投稿し、わたしたちは地元の朝のテレビ番組にも出演したほどです。地元の新聞記事にも多く取り上げられました。それ以来、規模が拡大する一方です」

「こんなに多くの人が来て、楽しい時間を過ごしていることにいつも驚かされます。最初は冗談で始まったのですが、みんなが楽しめるイベントになりました。大勢の人が集まって、屋外で一緒に過ごすのは格別です。近所の通りを団体で練り歩くのは、魔法のような体験です」

「地元の人々にとってもいいことです。歴史的な街並みをアピールできますからね。多くの人々に注目されれば、住民も意識するようになります。とくに今年は、近くで行われている街路の再開発を見てもらうようにしました。地域をより歩きやすくするために、地元の自治体も道路を安全にする努力をすることが肝要です」

来年に向けて着々と準備中

窓辺の猫

画像はイメージです

このツアーに刺激されて、全米の各地で同様のイベントを行いたいという申し出も来ているそうです。

「SNSやメールを通じて、どのように企画したらよいかアドバイスを求められます。今後は国内の別の場所でも猫ツアーが行われることでしょう。でもわたしたちの栄光を奪うほど大規模にならないことを願っています。結局のところ、ここが発祥の地なのですからね」

来年のイベントに向けた準備はすでに始まっているそうです。

「現時点では、参加者の心配はしていません。毎回たくさん来てくれますから。でも登録してくれる猫の数が十分かどうかはちょっと気になります。毎年登録数が増えているので、たぶん大丈夫だと思いますが」と話すJohnさんです。

出典:Minnesota Man Starts Cat Tour in His Historic Neighborhood as a Joke. Now, Hundreds Show Up Every Year (Exclusive) 


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