飼い主のダメな習慣4選
1.大音量でテレビや音楽を視聴する
自宅では、テレビや音楽を視聴しながら、まったりと過ごされる方も多いのではないでしょうか?
視聴の際に配慮してほしいのが「音量」です。
猫の聴覚は、私たち人間には聞こえない音を聞き取れるほど、非常に優れています。
生活音などは上手にシャットアウトできるようですが、もし愛猫が普段から大きな音に驚いているタイプであれば、やはり注意しなければなりません。
特に、猫の食事台、寝床、トイレ付近などでは過度な音量での視聴を控えましょう。
2.香水や芳香剤を取り入れる
猫は音だけではなく「匂い」にも敏感です。
鼻が利くため、そもそも匂いをきつく感じてしまいますが、実は他にも注意すべきポイントがあります。
それは「エッセンシャルオイル(精油)」が、猫の健康に影響を与える可能性が潜んでいるということです。
現段階では、原因がはっきりと示されているわけではありませんが、猫の「代謝機能」が、精油に含まれる成分に対応できないためと考えられています。
愛猫の前で香水を身につけることは控え、芳香剤は猫に無害な製品かどうかを確認の上で設置しましょう。
3.ひんぱんに旅行や帰省をする
飼い主さんにとって、休日や長期休暇は旅行や帰省がしやすいタイミングですが、愛猫の対応をどうするかが課題となるでしょう。
もちろん、飼い主さんそれぞれに事情があり、折り合いをつけていく必要がありますが、できるだけ猫に環境の変化を感じさせないように心がけてください。
もし可能ならば、愛猫を自宅から移動させることは、極力避けることをオススメします。
1泊2日以上の不在となる場合には、家族や知人、ペットシッターに、訪問でのお世話をお願いすることを検討しましょう。
4.しつこく写真を撮る
多くの飼い主さんは、愛猫の可愛い瞬間を逃すまいと、日々シャッターチャンスを狙っていることでしょう。
とはいえ、あまりにもひんぱんに写真を撮ることは、意外にも猫にストレスを与えてしまうことが考えられます。
もしあなたが、愛猫に対して「フラッシュ」を使って撮影しているならば、猫の目に負担がかかってしまいますので、今すぐ控えてください。
愛猫のキゲンを確認しながら、なるべく短時間にとどめて撮影しましょう。
愛猫が「許せにゃい」と感じているサインは?
テレビや音楽の音量がうるさいと感じているときは「イカ耳」と呼ばれる耳を伏せた状態になり、香水などを身にまとっているときは、飼い主さんから遠ざかっていくことでしょう。
飼い主さんの不在が続く旅行や帰省中は、普段はしないようないたずらをするといった「問題行動」を取ることもあります。留守にする際には、愛猫の性格に合わせて、対応方法を検討しましょう。
愛猫の撮影では、たとえ「フラッシュ」を使っていなくても、目を伏せがちにしたり、カメラの機材に警戒するような仕草を見せたりするのならば、無理に撮影を続行することは控えてください。
まとめ
飼い主さんのダメな習慣の多くには、娯楽や嗜好のような要素が含まれています。
たとえ私たち人間が心地よく感じる習慣であっても、猫にとっては恨みの種になることもあるのです。
ご紹介した4つの習慣以外にも、知らず知らずのうちに愛猫を怒らせてしまっていないか、この機会に振り返ってみてください。
耳を伏せる、目を伏せる、逃げていくといった行動は、愛猫の感情を読み取るサインになります。
一緒に暮らす大切なパートナーである愛猫に対して、最大限歩み寄って対応しましょう。
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