『過酷な環境で8年過ごした野良猫』が保護されて…"心の距離"が縮まる姿に『涙が止まらない』と16万再生「泣けた…」「幸せになってね」

投稿主さんの目の前に現れたのは、1匹の野良猫さん。すでに成猫だった猫は、多くの修羅場や逆境を乗り越えてきたことを思わせる様子を見せたのだそう。出会いから保護までの物語は、Instagramで再生数16万回を超え、「涙が止まらない」「幸せになってね」と多くの声が殺到しています。

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保護した「チャトラン」と投稿主さんの出会い

Instagramアカウント『えみちゃん』の投稿主さまは、ご自宅で3匹のわんちゃんと保護した猫さんたちと一緒に暮らしています。

チャトランちゃんは、今年1月頃に保護した元野良猫さん。ある日突然、投稿主さんの目の前に現れたのだそう。

町内に現れたチャトランちゃん

当初、チャトランちゃんは非常に警戒心が強かったそうで、お家型のハウスの中にご飯を置くと食べてくれるものの、投稿主さんが近づくとすぐに逃げてしまう様子だったといいます。

ハウスの中でご飯を食べてくれるように

しかし、辛抱強くチャトランちゃんと向き合った結果、初めておやつを手から食べてくれるようになったり、投稿主さんが用意した寝床を使ってくれるようになったり、ついには玄関扉まで来てくれるようになったのだとか！

おやつを食べるチャトランちゃん

ハウスを寝床に使うことも

玄関にも入ってきてくれるように！

ようやく距離が縮まってきた…と思っていた投稿主さん。しかし、チャトランちゃんの顔に作られた傷が気になっていたのだそうです。

少しずつ着実に距離が縮まってきた矢先、強い地域猫に遭遇して負けてしまったチャトランちゃん。慣れてきたはずの投稿主さんの家の敷地が怖くなったのか、姿を消してしまったのだそう。

他の地域猫に怯えるチャトランちゃん

どこに行ったのかと諦めずに探すと、チャトランちゃんは同じ地域内の別の建物内に身を潜めていたといいます。

別の建物内で発見

投稿主さんが近づいても慌てて逃げる様子はなく、投稿主さんに対しては少しだけ心を開いている様子も。しかし同時に、弱いチャトランちゃんはこうして餌場を何度も変えてきたのだと思うと、投稿主さんは胸が締め付けられる思いだったそうです。

チャトランちゃんを見つけ出した投稿主さんは、新しく居場所として居座るようになった場所へと毎日足を運び、ご飯を与え続けました。

毎日ご飯を運び続けた投稿主さん

家に連れて帰りたい、ここに寝床を作るべきかと悩む投稿主さんに対して、チャトランちゃんは「僕はここでいいから…」と言わんばかりの様子で、毎回力なく建物内へと帰って行ったのだそう…。

立ち去る姿が少し悲しげ…

しかし、このままではいけないと意を決してチャトランちゃんを保護。家に連れ帰り、しっかりお家の中へと入れてあげたそうですが、しばらくは不安だったのか夜鳴きが続いたといいます。

保護して家猫になったチャトランちゃん

3週間ほど悲しげな夜鳴きが続いたチャトランちゃんですが、安心して休める場所だと理解したのでしょう。その後は飼い主となった投稿主さんの呼びかけも無視するほど、のんびりマイペースにくつろいでいるとのことです！

この投稿はInstagramで注目を集め、再生数は16万回を突破しています。投稿には「涙が止まらない」「優しい人に巡り会えてよかった」「これからはゆっくり楽しく過ごしてね！」といったたくさんの優しい声が届いています。

チャトランちゃんですが、推定8歳ほどのシニア猫さんのようで、家猫として現在も元気に暮らしているものの、エイズキャリアだったことが判明。今後は1日でも長く楽しく暮らせるよう、飼い主さんがお家で見守っていくとのことです。

Instagramアカウント『えみちゃん』では、チャトランちゃんの最近の様子や他の保護猫さんたちの様子が投稿されています。気になる方は覗いてみてくださいね。

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チャトランちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました。

写真・動画提供：Instagramアカウント「えみちゃん」さま
執筆：しおり
編集：ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。