水頭症子猫のともぞう
水頭症子猫の起こす奇跡
2022年9月15日、TNR活動をしていた時、民家の床下から幼猫たちの鳴き声が聞こえてきました。そこには生後2週間くらいの幼猫たちが4匹いました。
私たちは焦りました。何故なら私たちがTNR活動で保護した成猫の中に母猫がいるのかもしれないと思ったからです。それならこのまま授乳が必要な幼猫たちを置き去りにすることはできません。
台風前であったこと、猫かぜ結膜炎であったこともあり全員保護しました。しかし母猫がどの猫だったのかはわからなかったのです。
結局ミルクボランティアが授乳で育てることにしました。
保護してすぐに動物病院に連れて行ったら1匹が先天性の水頭症だと言われました。ミルクの呑みも悪く、そんなに長くは生きられないと思いました。
「ともぞう」と名付けられた水頭症子猫は成長は遅かったし、医療ケアも必要でしたが、生き延びました。
その姿は健気で不思議な魅力を放ち、SNSで成長を配信したことで全国的なファンができました。ともぞうのおかげで私の動物愛護ボランティア団体「ディ・アンク」の支援者も増えていき、たくさんの人たちが助けてくれるようになりました。
残念ながら2023年7月12日、ともぞうは1歳の誕生日の1ヵ月半前に虹の橋へと旅立って逝きました。
たくさんのファンの人たちの悲しみの声、今でもともぞうの姿を観たいという声をたくさんいただいてます。
それでともくんの月命日の毎月12日にともくんを偲んで動画配信をYouTubeやTikTok、Instagram、Facebookで続けています。
「ともくんにまた会えた!」、「ともくんに勇気をもらえた!」、「ともくんに会えたから頑張れる!」、「ともくんありがとう!」というコメントを毎回たくさんいただいてます。
ともぞうは生きていた時と同じようにお空からも永遠の天使となって、人々の心を癒す不思議な存在です。
毎月12日の配信をたくさんの人たちが楽しみにしています。
生きていた時に撮り貯めた映像には限りがありますが、出来る限り月命日の配信を続けて待っている人たちへ届けていきたいと思います。
本当に不思議な力を与えてくれる水頭症子猫のともぞうは私たちディ・アンクの守り神です。
※こちらの記事は動画や画像の撮影・制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
掲載団体名:ディ・アンク
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