Youtubeチャンネル「うにむぎはちむーの保護猫シェルター」に投稿されたのは、保護主さんが世話をする子猫の動画です。
柵から降りられずに鳴いていたにも関わらず、保護主さんが助けようとするとシャーと大きな声で威嚇する姿が微笑ましく、10万回もの再生回数になりました。
動画には「小さいけど元気ですね」「シャーシャーしても可愛い」と、子猫にメロメロになった視聴者のコメントがたくさん寄せられました。
降りたいけど触られたくニャい
黒サビの子猫は山奥で兄弟猫と一緒に保護され、保護主さんのもとにやってきました。過ごしているうちに周りを囲む柵を登れるようになったものの、どうやら一番上で降りられなくなったようです。
困ったように鳴いているので保護主さんが助けようと手を近づけると、勢いよくシャーと威嚇されてしまいました。あれもやだ、これもやだ、とその姿はまるでイヤイヤ期の子どものよう。保護主さんも一瞬困ってしまいましたが、親猫のように優しく首を掴むと抵抗はなく、無事降ろすことができました。
小さな悪魔の可愛らしい威嚇
黒サビの子は5頭の兄妹猫の中で1番体が小さく、餌を食べるときには他の子に負けてしまいます。しかし、柵に前足をかけたり登ったりと、活発さは負けていないようです。まだ環境に慣れない中で、子猫なりに脱出方法を一生懸命考えているようにも見えます。
登る途中で保護主さんの気配を感じると、すかさず精一杯の怖い顔で威嚇。必死の形相の子猫には申し訳ないですが、小さな牙が見えるその姿はまるで小悪魔のようで可愛らしいです。
兄妹にも負けない愛嬌たっぷりの個性
すっかり学習したのか、再度柵を登り始めたかと思うとあっという間に上に到達。あまりの早技に脱走しないかとヒヤヒヤしてしまいますが、手のかかる子ほど可愛いもの。見ているこちらも個性のある黒サビちゃんの行動に愛情を感じずにはいられません。
他の猫たちがのんびりと過ごす中で黒サビの子猫だけは落ち着かない様子で歩き回ります。小さな頭を柵の隙間に押し付けてなんとか出ようとする場面も。ここから少しずつ環境や人に慣れて、いずれ落ち着いた表情を見せてくれるのが待ち遠しく感じられます。
動画には「慣れれば甘えん坊になるかもしれませんね」「慣れてシャー言わなくなったらベッタリ甘えてくれそうな予感」と、可愛らしく威嚇する子猫の今後の変化に期待する声が多く集まりました。
Youtubeチャンネル「うにむぎはちむーの保護猫シェルター」では、今回ご紹介した子猫をはじめとした、たくさんの猫の保護活動の様子を紹介しています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「うにむぎはちむーの保護猫シェルター」さま
執筆:みっき
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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