1.離れたところで待つ
近くにきてくれたらすぐに猫の要望に気づくことができるのに、離れた場所から飼い主さんを見つめて待ち続けることがあります。ごはんやおもちゃを見せても動かないのに、こちらから近づいていくとやっと反応してくれるのです。
「私の言いたいことわかるよね」「飼い主さんなら分かってくれるよね」という表情で待ち続けるので、放っておくと猫からの信頼度が下がってしまうかもしれません。すぐに猫に構ってあげましょう。
2.隣で待つ
すぐ近くでじっとして待つパターンもあります。なでてほしくて飼い主さんに背中を向けて座って待っていたり、飼い主さんと目を合わせようとじっと見つめていたりするのです。
我が家の猫はたまにすぐとなりに座って待っていることがあるのですが、構ってあげないと文句を言うように鳴いたり、ふすまをこじ開けようとしたりします。
すぐに構ってあげられないときは話しかけるなどして、あまり待たせないようにするのがいいでしょう。
3.アピールしないで待つ
飼い主さんを見つめたり、鳴いたりすることもなく、飼い主さんが反応するのを待つこともあります。食事場所でひとり静かに待っていたり、ドアの前に座り開けてもらうのを待っていたりするのです。
我が家の年少の猫はお腹が空くとうるさいほどに鳴きますが、年長の猫はケージの中の自分の食事場所に座ったままずっと待っています。「何も言わなくてもわかるよね」と試されているのかもしれません。
猫はルーティンを大事にする動物なので、ある程度猫の行動を把握できるように観察をしたり、気にかけたりしてあげるようにして愛情を疑われないようにしましょう。
4.いたずらをする
物を落としたり、入ってはいけない場所や乗ってはいけない場所に行こうとしたりして、飼い主さんの反応を見ていることがあります。何かしてほしいことがあり注目してもらうためにいたずらをしたり、退屈が原因でいたずらをしている場合もあります。
猫の要望にすぐに対応してあげたり、遊ぶ時間を増やすなどして、猫が退屈になる時間を減らしてあげましょう。
5.飼い主さんにくっつく
猫が信頼している飼い主さんに寄り添ったり、膝の上に乗ったりすることがありますよね。
警戒心が強い性格、慎重な性格の猫は「くっついて大丈夫だろうか」と飼い主さんを試している場合もあります。
猫の愛情に応えるには、猫がリラックスできるように構い過ぎない、なるべく動かないようにすることがおすすめです。
まとめ
猫は飼い主さんの愛情を試しているような行動をとることがあります。「大きなアピールをしなくてもわかるよね」「悪いことしちゃうよ」「寄り添っても平気かな」などの方法で試していることがあるのです。
飼い主さんの反応が遅いと、猫は愛情に対して疑ってしまうことも。すぐに構ってあげるなど、愛猫の気持ちに素早く応えてあげましょう。
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