愛猫のご飯。飼い主さんが一番手をかけ、愛情をかけるのが猫の食生活ですよね。猫の健康を考えると、毎日のフードはとても重要です。
しかし、よく吟味して選んだフードを、猫は食べたり食べなかったり。もしくはガツガツ食べてすぐに吐いたりする猫もいます。
猫の食べ方は千差万別。猫は神経質な動物ですから、食の好みがうるさいという意見もよく聞きます。
そんな猫の食べ方に、不安がある飼い主さんもいるでしょう。今回は、猫の食べ方の悩みを集めてみました。
■ムラ食いをする猫
「うちの猫はちょっと神経質なせいか、普段から食が細くてムラ食いをします。食べたり食べなかったりと1日の食事の量がマチマチ。栄養面で大丈夫なのか心配です。」
健康状態に問題はなくても、猫はなぜか日によって食欲があるときとないときがあります。
それは1説によると「天候」が影響しているという人もいます。天気が良い日はよく運動するのでお腹が空くし、雨の日は眠くて寝てばかりいるので食欲がわかないなど、人間も猫も大なり小なり天候によって気分がかわることはあるのかも知れません。
また歳をとるにつれて猫はムラ食いするようになるという意見も。しかし食べる量がいつもより少なくても、元気があるならそれほど心配はありません。
神経質な猫の場合は「フードを食べる場所」がい落ち着かないので食べないこともあります。フードを部屋の数カ所に小分けして置くのも方法の1つです。
■早食いする猫
「うちの猫の食べ方をみていると、あまり噛まずに飲み込むようにガツガツ食べます。早食いでいつも残さず食べますが、時々食べてすぐ吐くので心配です。」
猫の食べ方は本当に色々ですが、猫の歯の形はすべて犬歯のように尖った形をしているため、食べ物を歯ですりつぶして食べることはできません。
そのためにあまり噛まずに飲み込むようにガツガツ食べるように見えるのでしょう。しかし早食いしてすぐに吐くのは心配ですよね。
フードを一気に食べて吐くようなら、フードの量を少なめにして食事の回数を増やしてみてください。
猫はもともとあまりたくさん食べられないので、食事は数回にわけてたべさせるのが理想です。
■ダラダラ食べをする猫
「我が家の猫はウェットフードは必ず半分残し、グルーミングや外を見たりした後にまた食べたりします。完食するまでの時間がとても長いので衛生面で大丈夫か心配です。」
猫がダラダラ食べをするときに気になるのが猫のフードを「いつまで出しっぱなしにするか」ということ。季節によっては早めに片付けたほうが良いときもありますよね。
猫のフードの残りをサランラップをかけて置くわけにいかないし、半分しか食べないのにフードを片付けると後でお腹がすいたときにかわいそう。そんな優しい飼い主さんは多いはず。
知り合いの獣医の先生に聞いたところ、病院ではドライフードの場合は1時間、ウェットフードの場合は30分をめどに片付けるといっていました。
■一番気になる食べ方はダラダラ食べ
ある雑誌の猫の飼い主さんのアンケートによると、猫の食べ方で飼い主が一番気になるのが「ダラダラ食べ」でした。
なんと45%の飼い主さんが「猫の食べ方で気になること」でこのダラダラ食べを挙げています。他には、「横取りする」「飽きっぽい」「執着が強い」「食べ過ぎ」「ムラ食い」「早食い」など。
猫の食べ方の癖は、猫の「性格」と「環境」が大きく影響するようです。神経質な猫は、大きな音がしたり、出入りの多い場所ではフードを食べにくいので食が細くなったり、食欲がある猫でも、フードの器が食べにくかったりするとムラ食いしたりします。
猫にご飯をあげるときは、あまり出入りがない静かな環境で、高さがついた猫が食べやすい器で食べさせてあげると良いでしょう。
■最後に
猫の食べ方を心配する飼い主さんは多いようですが、ちょっとしたコツで猫の食べ癖は直すことができます。
フードを置きっぱなしにせず、時間がきたら片付ける、量を減らして食事の回数を増やす、そして何と言っても「猫が食べやすい器」でフードをあげることも大切。
猫壱のハッピーダイニングシリーズは、猫の食べやすさ、衛生面を考えて作られています。また季節によって期間限定の柄もあります。ぜひ一度使ってみてくださいね。