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老猫の「毛割れ」や猫の毛玉を解消!猫のブラッシングの上手な裏技を紹介



現在我が家で保護しているおばあちゃん猫、推定16歳。体を触ると、なぜか毛並みがポコポコしています。



室内育ちのカイトの毛並みはサラサラ。う~ん、これはずっと野良猫ライフを送っていた証拠なのでしょうか。



このポコポコした毛並みは「毛割れ」と呼ばれる症状で、グルーミングをしなくなる老猫にも多いのだとか。



他にも毛玉や汚れ、体液のシミがたくさん。このおばあちゃん猫は耳に扁平上皮ガンを発症しているので、体を洗うと負担になりそう。困ったなあ、何か良い方法はないかしら……。



ということで、猫のブラッシング方法、調べてみました。ほうほう、なるほど~と言う裏技を発見!そして私のアイディアも公開♪ご紹介しましょう。



 

■猫のブラッシング、オススメのブラシは?




猫のブラッシングのブラシ、私が使っているのは「ラバーブラシ」と「ノミ取りコーム」。短毛の猫は柔らかいラバーブラシでもびっくりするほど毛が取れます。



しかしこのブラシ、ブラッシングした後、静電気が起こりやすいのが難点。猫のブラッシング、オススメのブラシはあるのでしょうか?



ペットの看護士をしている人の意見によると、全身をブラッシングするなら「獣毛ブラシ」が良いとか。



豚の毛やイノシシの毛を使った獣毛ブラシ。ハードとソフトがあります。ハードのブラシは長毛の猫向き。先端がギザギザになっていて硬く、毛の根元までしっかり入ります。



短毛の猫ならソフトのブラシ。ブラシ面が平らで柔らかいので、短毛の毛並みに優しくフィット。又、このハードとソフトの中間のタイプもあります。換毛期など、下毛のブラッシングにぴったりだそう。



このブラシ、ペットショップで見つからない場合は、人間用を使ってもOK。私は東急ハンズの靴売り場で発見しました。靴磨きにも使われているそうです。。。



 

■安全な毛割れの対処方法とは






私は今まで老猫のブラッシングはノミ取りコームを使ってすいていましたが、このおばあちゃん猫の場合、力を入れると毛が毛根からごっそり取れることがあって、思わずぎゃー!と涙目。かなり緊張しました。



弱っている猫のブラッシングは繊細に行うのがコツ。毛割れをほぐすには、まず毛の根元を指で持って粗い目のコームを縦に入れ、毛割れを割きます。



毛割れがほぐれてきたら、今度は細かい目のコームで梳かして整えます。長時間かけると猫が嫌がるため、全部一度にやろうとはせず、毎日少しずつやると良いでしょう。



 

■毛玉を安全にカットする方法




猫の毛玉、いきなりハサミでジョキっとすると、猫の皮膚まで切ってしまうことがあります。(私は犬の毛でこの失敗をしました)



この裏技、ちょっとしたコツですが、安全に切れます。まず、皮膚を傷つけないように毛玉と皮膚の間にコームを差し込んでガードし、毛玉を浮かせます。そして先端が丸くなったハサミで毛玉だけをカット。これなら絶対に猫の皮膚をカットしないで済みます。



また、毛の根元を人差し指と中指で挟み、すきバサミを指に垂直な方向にしてサクサク切ると毛並みの流れを損なわずに綺麗にカットできます。



 

■猫の顔まわりのブラッシング方法




猫が一番嫌がる顔まわり。目ヤニや汚れが付着して、毛にこびりつき、なかなか取れません。そこで私が行った裏技は、人間がお化粧するときに使うアイブローブラシと獣毛の歯ブラシ。



まず、獣毛歯ブラシに、ヒアルロン酸原液を薄くつけます。(これは猫が口に入れても舐めても安心な商品をチョイス)



そして顔まわりの汚れた部分をさっと撫でるようにブラッシング。ヒアルロン酸は毛のツヤを出したり、サラサラにする効果があるので、この時点で結構顔まわりの汚れが取れます。



そしてアイブローブラシを使って細かい部分をブラッシングします。コームよりも目が細かく、大きさも小さいので顔まわりに使いやすく、目の周りの繊細な部分でもお手入れできます♪



 

■最後に




いかがですか。猫の効果的なブラッシング方法。老猫は特に毛並みがゴワゴワになりがちなので、できれば毎日お手入れしてあげた方が良いかも知れません。



おばあちゃん猫の場合も、自分の前足や顔はグルーミングしますが、自分の体までは億劫なのか、お手入れしようとしません。



毎日少しづつ。愛猫を膝に乗せ、話しかけながらブラッシングしてみてください。上手に行えば、気持ち良さそうにゴロゴロ言ってくれるはずです。
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