愛猫のベッドやいつもお昼寝しているラグ。なんだかダニやホコリが気になるけど、みんなはどうやって洗っているの?
猫のベッドのお手入れ方法、ほかの人のやり方が気になりますよね。猫のベッドやその周辺は、細菌やダニの好物であるホコリや食べかすがいっぱい。
また、クッションやキルティングといった素材には中綿が水分をためやすく、適度な水分が繁殖条件にベストな虫たちの住処となってしまいます。
あなたは猫のベッドをどれくらいの頻度で洗っていますか?ある猫の雑誌のアンケートによると、「1週間に1度は洗う」という人と、「1ヶ月に1度洗う」という飼い主さんがどちらも23.4%。半数の人が1ヶ月に1度は洗っているようです。
しかし!洗い方がきちんとしていないと、半乾きで雑菌の住処になったり、ちゃんと汚れが落ちないことも。
今回は、みんながやっている掃除しにくい猫のグッズの洗い方のベストなアイディアを集めてみました。
■洗濯前になるべく抜け毛を取り除く
猫のベッドや毛布などを抜け毛を取らずに洗濯機に入れてしまうと、繊維に毛が入り込んで取れにくくなってしまいます。
可能かなぎり、洗濯をする前に、掃除機や粘着テープなどで抜け毛を取り除いておきましょう。掃除機の場合は、布の吸い込みを抑える専用のノズルを利用すると取れやすくなります。
100円ショップなどで、ノズル部分だけ販売されているので、ぜひ使ってみてください。
■バスタブを利用してつけおき洗い
洗濯しても取れにくいのが猫の匂い。1ヶ月に1度程度は漂白剤で除菌して匂いを取るようにしましょう。
漂白剤はぬるま湯を使うと漂白力がアップ!液体酵素系の漂白剤を使う場合は、弱アルカリ性の衣料洗剤と一緒に使うときちんと漂白効果が働きます。
ラグなど大きなものはバスタブを利用するのもアリ。バスタブに浸けておいてから洗濯機で洗うとより効果的です。
■柔軟剤でホコリや毛を付着させない
毛布やフリースといった猫が喜ぶ素材はホコリや抜け毛が付着しやすのが難点。しかしこれは洗濯する時には柔軟剤を使用すると付着しにくくなります。
柔軟剤は静電気や汚れが付着するのも予防しますから、使わない手はありません。ただし、最近の柔軟剤は香りがきついものが多いので、猫が嫌がる可能性も。アロマの香りやフローラル系の香りを好まない猫もいるので、気をつけてあげてください。
■完璧に乾かすのがコツ!
猫用のグッズは洗濯すよりも完璧に乾かす方が大切かもしれません。布製品が乾燥しないまま室内に持ち込まれると、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。
乾燥機を使って完璧に乾燥させるのも良いですが、ベランダで干す場合は干し方に工夫しましょう。
・M字干し:2本の物干し竿を使って、布を竿の間にたるませるように干すやり方です。横から見てアルファベットのMの字に見えたらOK。時度裏返すと早く乾きます。
・屏風干し:大きめの角形ハンガーに、布が屏風のようにS字を書くように干します。ひだとひだの間を十分に開けるのが早く乾くコツです。
・対角線干し:布の対角に向き合う2つの角が下になるように物干し竿にかけ、布が重ならないようにずらして干します。
布を合わせて干すよりもずらすことで風通しが良くなり早く乾きます。
■洗えない素材は黒いポリ袋を利用する
洗えない素材の猫ベッドや猫のぬいぐるみなどの雑貨は黒いポリ袋に入れて日当たりの良い場所に置いておきます。
黒は熱の吸収が高いので、素材の内部温度をあげ、熱に弱いダニの殺菌消毒ができます。
普段あまり洗えない、という場合でも、さっと黒のポリ袋に入れてベランダにおいておくだけでも殺菌できますからこれは覚えておくと良いでしょう。
■最後に
ペットとの暮らしは掃除・掃除・掃除。現在猫2匹、犬2匹、ニンゲンの子供2人の我が家は掃除しないと大変なことに。
猫と快適に暮らすなら、掃除機はお友達。ちなみにカーペットのダニはスチーマーやドライヤーを当てるのも効果的です。
ダニは約60度以上で死滅しますから、スチーマーを数分間当てるだけでも効果があります。そのあとダニの死骸を掃除機で吸い取ることも忘れずに。
布製品の洗濯は、素材によって縮んだり変色したりしますから、掃除前に洗えるかを確認してくださいね。