犬に比べるとそれほど体型は昔から変わっていないという猫。しかし同じ猫でも品種や個体によって個性があります。
いろんな猫を集めた写真集を見ると、猫の顔や体型は千差万別。しかしその違いは大体3×6パターンに分類されるようです。
この3×6という数字の意味は、顔の種類は3種類、体型の種類は6種類に分けられるということ。そしてこのパターンを分類して見ると、その猫の性格や特徴がそれぞれあることがわかったのです。
今回は、行動学者、アーデン・ムーア氏が判明した猫の性格と見た目の関連性についてご紹介しましょう。
■猫の性格は顔を見れば分かる?
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アーデン氏は猫の顔の形を見れば、その猫の性格傾向が分かると語っています。猫の顔の形は大まかに分けて3種類。「逆三角形」「丸顔」「四角顔」の3つです。
まず若いオス猫に多い逆三角形顔ですが、この顔の猫は体型はスリムで引き締まったボディが多いといいます。そして耳が大きいのが特徴なのだとか。
そんな逆三角形顔の猫の性格は好奇心旺盛で活発、行動的な性格が多いそうです。
次に丸顔の猫ですが、これは最も猫らしい顔の猫と言えます。ペルシャ、スコティッシュフォールドといった猫に多いですよね。
丸顔の猫の性格は、おっとりと穏やかな性格。やや臆病でおとなしい猫が多いといいます。
そして大柄な猫に多い四角顔。メインクーンやノルウェイジャンフォレストキャットなどは大体顔が四角っぽい印象があります。
この四角顔の猫の性格は温厚で落ち着きがあるのが特徴です。犬のように愛情深い猫も多いと言われています。
■猫の体型は6種類
猫の体型は生まれた国の気候や環境によって変わっています。大体ですが、猫の体型は6種類に分類されるとか。
・オリエンタルタイプ:シャム猫などの細身の猫
・フォーリンタイプ:アビシニアン、ソマリなど、やや細身の猫
・セミフォーリンタイプ:トンキニーズなど、フォーリンよりも小型の猫
・コビータイプ:ペルシャなど丸顔でがっしりした猫
・セミコビータイプ:アメリカンショートヘアなどコビーよりも手足や胴が長い猫
・ロング&サブスタンシャルタイプ:メインクーンなど大型の猫
体型的に見ると、猫の性格は大型の猫ほど性格がおとなしく温和な傾向があるそうです。
いかがですか。あなたの猫の顔と性格は当たっていましたか?我が家の愛猫カイトは丸顔。大人しく、猫同士の争いを好まない平和主義です。やや臆病でおとなしいところもありますから、アーデン氏による猫の性格と顔の関係性は当たっているかも知れません。
もちろん全ての猫に当てはまるわけではありませんが、皆さんもぜひ自分の愛猫で試してみてくださいね。