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猫はとてもおしゃべり(^^)猫が飼い主さんに伝えたい5つの気持ち



先日、「猫はうれしかったことしか覚えていない」(石黒由紀子著/幻冬社)という本を読みました。とても素敵なタイトルですよね。



この本は、センパイという名前の豆柴と、後輩という名前の猫の話。ある日梅干しのタネを飲み込んで具合が悪くなったコウハイを、病院に連れて行った時に、獣医の先生が、



「猫には、楽しい記憶だけが残ります。コウハイちゃんには、梅干しのタネを転がして楽しかったな、という記憶だけが残り、手術して苦しかったことは忘れます。だからまた梅干しの種を見つけたら、また飲み込んでしまうかもしれません。猫はそういう動物なんですよ。」



と言った言葉が、この本のタイトルになっています。



苦しいことは忘れてしまう、なんて猫はとても前向きな性格なようです。そんな猫ですが、実はとてもおしゃべりだということがわかっています。



猫は主に5つの感情を使い分けて飼い主さんい話しかけているのだとか。今回は、鳴き声や仕草に込められた猫の気持ちの読み取り方をご紹介します。



 

■要求




ご飯、甘えたい、遊んで欲しい、猫が人に対して鳴くときは、ほとんどがこの「要求」鳴きです。リクエストを要求する鳴き声は、はっきりした発音で「ニャー」と鳴きます。トーンの高い低いや長さにバリエーションをつけて飼い主さんに要求することもあります。



 

■怒り




トイレに不満がある、同居猫と喧嘩した、またはお客さんに威嚇するとき、猫は鋭く高い声で「シュー」という蛇のような鳴き声や「ギャー」と甲高く鳴くことがります。これは警戒や威嚇を表す怒りの声です。



 

■挨拶






猫の挨拶は鼻をくっつけたり、尻尾を立てて近づくと言ったボディランゲージがメインですが、短く「にゃ」と鳴いて挨拶することがあります。猫同士では無言で挨拶しても、人間に挨拶する時には鳴き声を立てた方がいいらしい、と猫は認識していると考えられています。



 

■興奮




発情期の「アォ~ン」という鳴き声や、異変を見つけた時の「ニャアニャア」という鳴き声は猫が興奮している証拠です。発情期に相手に存在をアピールするときや、母猫を子猫が探す時もこの鳴き声をするようです。



 

■独り言




よく猫は「寝言」を言いますよね。猫が完全に熟睡できる時間は1日に4時間程度です。夢を見ている時間に呟く独り言は「カカカ」という鳴き声や「ウニャウニャ」という小さな鳴き声が多いようです。





いかがですか。猫の鳴き方でわかる猫の気持ち。猫は案外感情をストレートに出すようです。猫は嬉しかったことしか覚えていない動物ですが、怒られた気持ちも少しは記憶にとどめて反省して欲しい、と思うのは私だけでしょうか。
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