夏のバカンス。愛猫と一緒に行きたいけど、最大の難関は、
「猫をキャリーケースに入れられない」
ということ。この悩みは、「猫の爪切りができない」という悩みと同じくらい多いようですね。
猫が嫌いなもの、キャリー・雷・火事・子供。一度でも猫が通院した経験がある場合、ほとんどの猫はキャリーケースに嫌な記憶が残っているはず。
飼い主さんが猫をキャリーに入れる時に困るのは、
・猫の全身に力が入ってキャリーに入らない
・猫が暴れて捕まえられない
の2つではないでしょうか。しかし、これはあるワザを使えば簡単に解決できます。今回は、この2つの方法について説明しましょう。
■猫の全身に力が入ってキャリーに入らない場合
キャリーケースの中に入れられまいと、入り口に足をかけて踏ん張る愛猫。この場合のポイントは、
「猫の足をしっかり持って動きを制御する」
ことです。飼い主さんは、まず猫の後ろから近づき、前足をしっかりと持ってください。そのまま猫の体をすくいあげるようにして後ろ足も持ちます。
前足、後ろ足をしっかりと固定して、
・上フタ式のキャリーケースの場合は猫のお尻から入れる
・横フタ式の式のキャリーケースの場合は猫の頭から入れる
のがポイントです。
■猫が暴れて捕まえられない場合

普段から抱っこなど、体を拘束されることを嫌う猫ちゃんの場合、捕まえようと飼い主さんが思っているだけで、危険を察知して逃げる場合もあります。
まず飼い主さんが気持ちを悟られないよう、リラックスしてください。普段と同じ気持ちでバスタオルを持って近づき、猫の全身を覆います。
猫の前足をしっかり持ち、体の下に手を入れてバスタオルに包みます。そのまま、
・上フタ式のキャリーケースの場合は猫のお尻から入れる
・横フタ式の式のキャリーケースの場合は猫の頭から入れる
のがポイントです。
■最も簡単な方法とは

いかがですか。とても簡単な方法をご紹介しましたが、もっとシンプルで簡単にできる方法があります。
それは、
「落ち着くネット」
を使うこと。これは洗濯ネットのような形状ですが、カラーは猫が落ち着くブラック。そして程よい張りと硬さが、猫の体にまとわりつかず、中にいる猫を快適に保ちます。
使い方は、チャックを開けて、遊び感覚で猫をその中に入れるだけ。猫はもともと袋状の物に入るのが大好き。普段から遊び感覚で鳴らしておけば、イザ!という時にも簡単に入れることができるでしょう。
この落ち着くネットに猫が入ったら、猫の毛を挟まないように気をつけてファスナーを締めるだけでOK。
そのままネットごと持ち上げてキャリーケースに入れてください。この方法は、ネットに入れたまま病院で診察もしやすいと、獣医の先生にも好評です。
猫壱の落ち着くネット、ぜひ使ってみてくださいね。