猫の性格は十猫十色、と言いますが、ワタクシの経験上、猫の性格は大雑把に3つに分かれます。
猫にありがちな3つの性格、それは
・ワイルド度高め、人にあまり懐かないやんちゃな性格
・ツンデレ度重視、気まぐれで最も猫っぽい性格
・甘えん坊度MAX、飼い主さん大好き、猫よりも人間に近い性格
の3種類。あなたの猫も、このどれかに当てはまるのではないでしょうか。猫の性格や気質によって、遊び方や環境作りを変えてみましょう。今回は、もっと猫との生活を楽しむための、猫の性格に合わせた上手な付き合い方を考えてみました。
■ワイルド度高めな猫の場合
眠るときやくつろぐときは、人と2メートル以上離れた場所にいることが多い、いつも人の目線よりも上の場所にいるのが好き、猫じゃらしで遊ばせると1メートルくらい飛び上がることができる…。
そんな孤高のハンター体質な猫は、本来持っている猫の気質を持ち合わせたワイルド度高めな猫。飼い主さんとの生活は、割と糖度は低めかもしれません。
長い間外で暮らした経験のある保護猫にはこのタイプが多いと言えます。ワイルド度高めな猫と暮らす場合はご飯や遊ぶときに猫の名前を優しく呼ぶ習慣をつけましょう。頻繁に声をかけて人が危険な存在ではないことを教えてあげてください。
高いところが落ち着くので、キャットタワーを設置し、遊ぶときはハンティング気分が味わえるようにおやつを部屋のあちこちに隠す遊びがオススメです。
■ツンデレで気まぐれな猫の場合
スリスリしてくるかと思えば、ふいに何処かへ隠れて呼んでも来ない。そんな気まぐれな猫に飼い主さんはつい下僕になりがち。猫に翻弄される喜びと寂しさを同時に味わっているのではないでしょうか。
ツンデレで気まぐれな猫の場合、猫の方から近づいてきたらたっぷりとコミュニケーションをとってください。好奇心が旺盛な場合が多いので、常に外の景色が見えるようにカーテンを開けておくと喜びます。
猫じゃらしで遊ぶのも好きですが、1匹で遊ぶことも多いので、ケリケリや転がすとおやつが出てくるおもちゃなどを与えてあげると喜ぶはずです。
■甘えん坊なタイプの猫の場合
いつまでも子猫気分が抜けない、飼い主さんの後追いをする、いつもべったりな猫はまさに甘えん坊なわがまま猫です。
飼い主さんのそばが安心するので、留守番をさせるときは飼い主のニオイがついたものを用意すると○。抱っこされるのが大好きですからおもちゃで遊びつつ、ハンドマッサージなどのスキンシップをとってあげると良いでしょう。
飼い主さん以外の人や場所が嫌いな猫も多いので、スムーズに外出できるようにキャリーに入れる訓練をしておくと安心です。
いかがですか。猫は性格に合わせて付き合い方を考えてあげましょう。猫によって好む遊びや環境は変わります。ストレスを感じさせない方法を考えてあげてくださいね。