毎日毎日スリスリゴロゴロと甘えてくる愛猫。たとえそれが「ご飯の催促」だとしても、世の中にこんな可愛い生き物はいない!としみじみ感じる今日この頃です。
愛は4年で終わる、と言うのが動物界の悲しい常識。どんなにラブラブのカップルでも、その愛が永遠に続くのはプレーリーハタネズミのカップルぐらい。哺乳類動物で、一夫一婦制の動物は全体のたった3%しかいないそうです。
そんな中、毎日必ずすり寄ってくれる猫との関係は奇跡に近い現実。愛猫には永遠の愛を誓える、と言う飼い主さんはかなり多いはず。
猫への愛情は年齢無制限。年上も年下も関係ありません。今回は愛猫との絆をもっと深めるための、猫への愛情を伝えるマイルールを「アイウエオ」で考えてみました。
■ア「愛情は猫の様子をみながら」
私もついついやりがちですが、猫はオーバーなリアクションで愛情を伝えられるのが苦手です。大声で名前を呼びながら猫に抱きつくのはNG。
猫の愛情表現は「特に何もせずにそばにいる」こと。飼い主さんと同じ部屋にいてくれるだけでそれは猫からの最高の愛情表現です。
猫が寝ているのを無理に起こしてスリスリしたり、やたらとナデナデするのは逆効果。愛情は猫の様子をみながらたっぷり与えてくださいね。
■イ「いつも部屋は整理整頓」
猫に留守番をさせている時に、一番怖いのが「室内での事故」です。特に「猫の誤飲」は窒息してしまう可能性が大。
猫がイタズラしそうな小物類や、机の上にサプリメントを出しっ放しするのはやめましょう。特に人用の薬やサプリメントは猫が食べると危険なものもあります。
猫のためにいつも部屋は整理整頓を心がけましょう。
■ウ「うちの中でも退屈知らず」
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完全室内飼いの猫にとって、部屋の中だけが自分の世界。寝るのが好きだとはいえ、猫はもともと優秀なハンター。刺激のない生活はストレスの元です。
ぜひ猫が喜ぶおもちゃを用意してあげてください。できれば毎日猫じゃらしで遊ぶ習慣をつけてあげましょう。
■エ「遠慮なく水を飲んでね」
最近我が家の猫にやってみて好評だったのが、私の「手から水を飲ませる」こと。
我が家のカイトは洗面所にいつも乗って来るので、毎回蛇口の水をチョロチョロ流して水を飲ませていましたが、ある日思いついて手で水をすくって飲ませてみたところ、ゴクゴク飲んでくれたのです!
しかし留守の時はやはり水をたっぷり用意してあげることも大切。部屋のあちこちに数個ウォーターボウルを用意してあげると良いでしょう。
■オ「怒るなら3秒ルール」
猫のイタズラ。その場ですぐ叱らないと猫はなぜ飼い主が怒るのかわからないといいます。まさに猫を怒る時は「3秒ルール」が原則。短く、わかりやすく猫に伝えましょう。もちろん体罰は厳禁です。
いかがですか。猫への愛情を伝えるマイルール。あなたも是非、作ってみてくださいね。