「猫ってえこひいきするよね」
先日一緒にご飯を食べた友人が言った一言。なるほど、確かにそうかもしれません。猫は一緒に過ごしている家族の中でも、人によって(とても見事に)態度を使い分けている気がします。
我が家の場合ですが、毎日ご飯をくれる人(私)にはデレデレの甘えたさんでも、母には割とそっけない態度を取ります。(母は決して猫嫌いではありませんが、大好きというわけでもありません。)
猫はそんな母にはスリスリしたり、膝に乗ろうとは決してしません。そして息子や娘には
「自分と同列もしくはやや下の猫」
のような態度を取っているような。。。
猫は一緒に暮らす家族について、やはり態度を変えています。どちらかというと人の好き嫌いが激しいかも?
今回は猫がもしかしたら苦手かも知れない、猫に「特別視」される人について調べてみました。
■猫に「特別視」される人:生後1年に満たない赤ちゃん

よくYouTubeなどでも話題になる、
「猫が人間の赤ちゃんにいたずらされてもじっと耐えている動画」
これは本当に不思議。本来なら猫パンチされてもおかしくない状況ですが、猫は人間の赤ちゃんには割と寛容かも知れません。この場合、猫は赤ちゃんを特別視しているはず。これはどうしてなのでしょうか?
猫は自分の縄張りに後からやって来た動物は警戒します。しかし相手が危害を加えなければ怯えたりいじめたりはしません。
突然現れた不思議な動きをする動物を、自分の子供ではないけど、「子供」らしいと思っているか、とりあえず自分に敵意を持っているのではないと認識しているのではないでしょうか。
■猫に「特別視」される人:大柄で声の大きな人
猫は大きな音や、身振り手振りが大げさな人を嫌う傾向があります。私の家に時々遊びに来る叔父はまさにこのタイプ。愛猫は小さな頃からこの叔父を知っていますが、成猫になった現在も、叔父が来るとすっ飛んで逃げてしまいます。
猫に好かれる人は、よく「穏やかな動きをする声のやや高い人」だと言われますから、正反対の声の大きな男性はやや猫は苦手なのかも知れません。
いかがですか。これはあくまでも「こういうタイプの人」というだけで、全ての赤ちゃんや男性が猫に「特別視」されるわけではありません。
赤ちゃんを攻撃する猫もいると思いますし、大柄で声の大きな飼い主が大好きな猫ももちろんいます。
ただ、家族の中で自分にだけ猫が懐いてくれない、と思った時、それは何か原因があるはずです。
赤ちゃんのように予測不能の動きをしたり、猫がびっくりするような独り言を言うなど、自分でも気がつかない言動が、猫を警戒させているのかも。。。
解決方法は意外なところにあるのかも?あなたが猫と仲良くなれることを祈っています。