春は引っ越し、移動、お出かけが多くなる時期。飼い主が移動するときに、猫も一緒に移動せざるを得ない場合もありますよね。
言わずもがなですが、猫は「おでかけ」が大嫌い(個人差がありますが)。
完全室内飼いの猫が外に出るときは、ほぼほぼ「病院」「ペットホテル」「知らない場所」などなど。猫にとっては
「とんでもニャイ!」
という場所が多いはず。そしてさらに困るのが猫も「乗り物酔い」になる場合があるのです。
車や電車で猫を移動させているときに、猫がしきりにあくびをしたり、ヨダレを垂らしたり、いきなり吐いたりしたら、それは「猫の乗り物酔い」です。
自分の縄張りから離れたり、動物病院へ連れて行かれた苦い経験を思い出すだけでも、猫も人間同様に強い不安や緊張を感じるといいます。体調や体質も関係がありますが、心理的要因も猫が「乗り物酔い」をする原因になるそうです。
猫を移動させるには、いきなり長距離ドライブは厳禁。できれば事前に短い乗車経験を何度か体験させて、猫が動揺しないように慣らしておくことが大切です。
それでも車酔いしやすい猫は、飼い主があらかじめ予防対策を立ててあげましょう。
■猫の乗り物酔いを防ぐコツ①車に乗る前は食事をさせない
神経質な猫の場合、環境が変わったらご飯を食べてくれないかも。そう思って移動する前にご飯を食べさせる飼い主さんもいますが、乗り物酔いをしやすい猫の場合は、胃の中に食べ物が残っているのはよくありません。
乗り物酔いしやすい猫は、車に乗せる4~5時間くらい前にはご飯を済ませておきましょう。トイレも済ませておくとよりベストです。
■猫の乗り物酔いを防ぐコツ②酔い止めの薬を飲ませておく
かかりつけの動物病院で相談し、あらかじめ酔い止めの薬を処方してもらって飲ませておくのも方法の1つです。動物病院では飼い主さんと相談して、どうしても移動が苦手な猫の場合は軽い鎮痛剤で眠らせた方が良い場合もあるそうです。
■猫の乗り物酔いを防ぐコツ③窓を少し開けて風を入れる
ドライブ中は車内の匂いが猫にとって堪らない場合もあります。車の窓を少しだけ開けて新鮮な空気が流れるようにしてあげることも良いでしょう。しかし猫が脱走しないように、くれぐれも注意してあげてくださいね。
■猫の乗り物酔いを防ぐコツ④こまめに休憩をとる
移動が長時間になる場合は、こまめに休憩をとって猫に気分転換をさせてあげましょう。休憩中に猫に水をあげたり、声をかけて様子を確認してあげてください。
ドライブ中は猫はキャリーバッグに入れておくのが基本です。後部座席の下に置くと安定しますが、万が一のためにシートベルトをしてあげるのが最善の方法。
猫壱のポータブルキャリーは中にトイレも設置できるゆとりのある大きさで、シートベルトにも固定できます。そしてフリースマットとケージ、キャリー、トイレをまとめて入れられる収納袋付き。
サイズはトイレやベッド、爪とぎなどを入れても十分な空間を確保でき、ある程度の時間を中で過ごしても、猫が落ち着けるストレスの少ない環境となっています。
長時間の移動にはとてもオススメです。猫のために、1つ用意して置くととても重宝すると思いますよ♪