
<DeNA-中日>◇1日◇横浜
中日ドラフト1位金丸夢斗投手(22)が6度目の先発でもプロ初勝利とはならなかった。1点を追う8回1死二塁で打順が回り、代打板山を送られた。だが、追いつくことはできなかった。
試合はつくった。自己最多118球、自己最長7回を投げ5安打3失点。2回以降は「0」を重ね、4回以降は走者も出さなかった。
悔やまれる初回となった。DeNA打線につかまり3点を失った。2死満塁から蝦名にボテボテのゴロを打たせたが、打球が緩過ぎて遊撃への先制適時内野安打となった。さらに続く山本に三塁佐藤のグラブを弾く2点適時内野安打を許した。初回だけで37球を費やした。
この日は打線が初めて投球中に2点を援護したが、あと1点が遠かった。金丸は今季6試合投げ、4失点した6月5日ソフトバンク戦を除く5試合でクオリティースタート(6回以上投げ自責3点以下)。未勝利ながらも安定した投球を続けている。