愛猫との幸せな暮らし。猫が満足してくれるなら、掃除がしやすい猫砂よりも、猫が喜ぶ「面倒臭い掃除必須」の猫砂を選ぶのも全然苦にはなりません。
しかし!猫はとっても可愛いのに、どうしてオシッコはあんなに臭いの!?コレがもし男性だったら100年の恋も冷めるわーと思うワタクシ。
猫との暮らし。猫は手がかからないと言いますが、ゼンゼンそんなことはありませんよね。
「猫は飼育が犬よりもラクです」と書かれたペットの本には全て赤線を引いてしまいたい。毎日必ず数回は猫のトイレを掃除する苦労に比べれば、犬の散歩の方がマシだよね、と思うのは私だけでしょうか。
今回は、猫の飼い主さんが1度は悩んだことがありそうな、猫の「困った」問題について調べてみました。
■「流せる猫砂」と書いてあったのにトイレが詰まってしまった!
私の住んでいる杉並区では猫砂は「可燃ゴミ」で出すことになっています。ですからトイレに猫砂を流したことはありませんが、
「流せる猫砂」と書いてあったのにトイレが詰まってしまった!
という方、結構多いようですね。
自治体によってはペットの糞は有料、というところもあるそうですから、トイレに流せるならとても便利だと思います。しかし以前、家のリフォームをした時に近所の大工さんから、
「猫のウンチはトイレに流さない方がいいですよ。猫のウンチは猫毛や猫砂がついているので水に溶けにくいのでトイレが詰まります。」
と言われたことがあります。(お使いのトイレの構造によると思いますが…。)
猫砂をトイレに流す時のポイントは、
・1日に大量に流さない:多頭飼いしている人は何匹もの猫の糞をトイレに流すのは考えものです。猫の糞や猫砂を1日に流すのは1回分をその都度流し、回数も3回程度にしておいた方が安心です。
・硬いウンチは流さない:猫のウンチをポイポイ流すのも考えものです。猫のウンチは人間のものよりも硬く溶けにくいので、あまりに硬いウンチはトイレに流さず、自治体に沿った処理をした方が良いでしょう。
・塩を入れる:猫砂に含まれる吸水性のポリマーは塩を入れると膨張率が弱まるため、流しやすくなることもあるそうです。
■尿の悪臭の対処法
猫の尿の匂いは強烈です。猫のトイレを何ヶ月も外に干しておいても完全に消えることはまずありません。
猫の尿の悪臭の対処法は、「トイレの本体を月に1~2回は丸洗いする」ことをお勧めします。その時に「酸性の洗剤」を使って洗ってみてください。
猫の尿はアルカリ性なので、酸性の洗剤を使うことで匂いを中和することができます。そして最後に「熱湯」で消毒するとベストです。
いかがですか。猫の「困った」トイレ問題。これを知っているかどうかで猫との暮らしがかなり違って来るはず。
猫の糞尿が臭いのは、猫が悪いわけではありません。飼い主がちょっと工夫するだけで解決する場合もあります。
猫を怒っても解決しません。愛猫を怒るより、飼い主が解決策を見つける方が早いのではないでしょうか。