猫と文学。これは深い関係があります。
何と言っても文学作家は犬派よりも猫派が多い。おそらくこれは私の個人的な意見ではなく、「猫あるある」に認定されてもいい事実なのでは?
作家のおおふつ、じゃなかった大佛次郎は、75年の生涯で何と500匹以上の猫を飼っていました。「猫は人生の伴侶」という名言を貫いた生き方は作家ならでは。凄いですよね。
「猫が人間の言葉を喋るのを聞いたことがある」という村上春樹、書斎の引き出しに常に煮干しを用意していたという三島由紀夫、まさに
「我輩も猫である」
と言いたいような猫好きの作家のセンセイはたくさんいます。今回は選ぶのに迷いましたが、おそらく確実にねこ検定に出題されそうな猫文学を集めて問題を作ってみました。
あなたはどこまで答えられる?猫好きなら知りたい猫知識【映画編】では猫好きを発揮できずに玉砕された方、こちらの【文学編】なら全問正解を狙えるかも?
さっそくチャレンジしてみましょう!
■猫が出てくる文学の中で、覚えておきたい猫雑学とは
●第1問:大の猫好きである大佛次郎ですが、飼う猫の数は「何匹まで」と決めていたでしょうか?
●第2問:あまりにも有名な小説、「我輩は猫である」ですが、主人公の飼い主の職業は何ですか?
●第3問:猫好きの直木賞作家、角田光代の愛情あふれる猫のエッセイの本のタイトルは?
●第4問:江戸時代後期、幕末の人気絵師が主人公の風野真知雄が書いた小説「歌川〇〇猫づくし」の〇〇の部分は何ですか?
●第5問:笑いと涙がぎゅっと詰まった名作、「猫にかまけて」を書いた作家にしてパンク歌手の名前は?
●第6問:命が尽きるまで人を愛すると決めた猫のラブストーリーを集めた「雪猫」の中で、白猫のタマオが愛した少女の名前は?
●第7問:大人こそ読んでほしい名作絵本、「100万回生きたねこ」の作家の名前は?
●第8問:福井県越前市にある御誕生寺、通称ねこ寺の住職のメッセージを集めた本のタイトルは?
●第9問:写真集を多数出版、「世界ねこ歩き」で有名な写真家の名前は?
●第10問:写真家アラーキーが自分の愛猫への愛情を濃密に綴っている本のタイトルは?
■答えはコチラ!
●第1問の答え:15匹
●第2問の答え:中学校教師
●第3問の答え:「今日も1日きみを見てた」
●第4問の答え:国芳
●第5問の答え:町田康
●第6問の答え:理々子
●第7問の答え:佐野洋子
●第8問の答え:「ねこはなやまニャい」
●第9問の答え:岩合光昭
●第10問の答え:「愛しのチロ」
いかがでしたか?これは結構簡単!という質問も入っていたのではないでしょうか。しかしこれを全問正解できたあなたは相当なネコマニアです。ねこ検定中級合格も夢ではありません。
「絶対に100問全問正解者は出さない」
と自信を持って断言していたねこ検定監修者のS氏。結構引っ掛け問題も多く出そうな気がします。私も頑張って勉強しなくては。。。