年末の大掃除が終わり、ふ~っと愛猫を膝に乗せて休憩のお茶タイム。愛猫が一番喜ぶ「顎の下」をグリグリと撫でていると、あれ、こんなところに黒いブツブツが…。
思春期をすっかり過ぎた中年の猫でも、しっかりとできてしまう猫の「顎ニキビ」。皆さんはこのニキビをどう対処していますか?
基本的に「猫が嫌がることはしない」主義のワタクシ。シャンプーしたのは彼を拾った子猫時代に1度きり。そういえば、7年間愛猫にシャンプーをしていません。
もうすぐお正月。なんだか猫も身だしなみを整えた方がいいかしら。いやいや猫は自然のままで十分だよね。と逡巡しつつ、自分だったらどうしたいかを想像してみました。
今回は、『猫だって綺麗になりたい!正しい愛猫への美容法とは』について調べてみました。
■猫の顎ニキビ、みんなはどうしてる?
この黒いブツブツ、気になる飼い主さんは結構多いようです。
「顎ニキビを綺麗にする方法」として、いきなり猫の顎にストローを当てて、ガシガシニキビをこすりとる方法を紹介している方もいましたが、これはちょっと痛そう…。
多くの獣医さんが推奨している方法は、
「濡れたコットンで拭き取るだけでOK」
という実にシンプルな方法。猫の顎はフードの食べ残しなどが付着しやすいと言います。そのままにしていると雑菌がついて顎ニキビの原因になります。
1日に1回程度、愛猫がご飯を食べ終わったら飼い主さんは顎周りを軽く濡れたコットンで拭き取ってあげると良いでしょう。
■猫のシャンプー、みんなはどうしてる?
猫にはシャンプーが必要なの?お風呂が好きなニャンコもいますから、一概には言えませんが、短毛の猫の場合は無理にしなくてもOKだと言われています。猫の毛は一度濡れると乾きにくいので、特に冬場のシャンプーは猫の体調を悪くしてしまうかも。
しかし長毛の猫の場合はグルーミングが難しいため、定期的にした方が良いという意見があります。月に1度程度はした方がいいのかも知れませんね。
■猫のブラッシング、みんなはどうしてる?
我が家のカイトはブラッシングが大好きですが、中には体に触られるのが苦手な猫もいるはずです。
猫のブラッシング、「ブラシが嫌い!」という猫の場合はまずは体を飼い主さんが優しくナデナデするのを習慣にしましょう。その次は毛の中に指を入れて「手ぐし」でブラッシング。猫が慣れて来たら、マッサージしながら抜け毛も取れるという樹脂製の「コングラバーブラシ」でブラッシングすると良いでしょう。
針金のような歯のブラシ、「スリッカーブラシ」を使う場合は注意して下さい。細かい針金のような歯は確かに抜け毛をごっそりと取ってくれますが、気をつけないと猫の肌を傷めてしまうこともあります。
いかがですか。猫はもともと綺麗好き。自分でも念入りに毛づくろいをするのが日課ですから、ニンゲン目線であれこれとやり過ぎない方が良さそう。
もうすぐお正月。そうすると気になるのが猫の身だしなみです。皆さんの参考になれば幸いです。