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猫に脱走された飼い主は42%。しかし猫は○Kmまでなら迷子にならない?



猫の脱走。これは本当にドキッとしますよね。初めて愛猫カイトが脱走した時、私は一晩中眠れませんでいた。



結局どうやら隣の家の軒下にいたようで、翌日には帰ってきましたが、猫が迷子になって帰ってこなくなったという話、よく聞きますよね。



ある本のアンケートによると、猫に脱走されたことのある飼い主は42%。意外に多い気がします。ふと気がつくと部屋に猫がいない、そしてなぜか窓が開いていた時のあの恐怖、経験した方は多かったようですね。



一度脱走の味を知った猫は、何度も隙を狙って再び脱走しようとします。飼い主は本当に困ってしまいます。



 

■猫が脱走していた時間はどれくらい?








猫が脱走してしまった時、あまり慌てなくても大丈夫かもしれません。あるデータによると、猫が脱走した時、戻ってくるまでの一番多かった時間は、1時間以内が38%。1日が32%。なんと70%の猫が1日以内に戻ってきています。



戻ってくる時間が2日~1週間の猫が21%。1週間から1ヶ月は7%。1ヶ月以上戻ってこなかった猫はわずか2%です。



ただ、病気の猫の場合はそのまま外でじっとしていることが多いようです。「猫は死に目を見せない」というのは外に出ている間に具合が悪くなってそのまま死んでしまうことがあるからだと推測されています。



 

■猫は迷子にならない








猫の帰巣能力に関しては、すでに数百年前から逸話が残されています。1970年代、ドイツのキール大学のプレシュとリンデンバウム博士は自分たちが飼っている猫を複数匹箱に入れて車に乗せ、外を見えない状態でぐるぐると市内を走った後に市街の空き地に作っておいた24箇所の出口のある巨大な迷路の真ん中に猫を離したところ、大半の猫が自分の家の方向にある出口を選んで迷路から脱出したそうです。



これは近年までアメリカでも同様の実験が繰り返され、猫は家から「12Km」までなら迷わずに家に戻れる可能性が高いことがわかっています。



この実験は若い猫よりもシニアの猫の方が帰宅できる確率が高く、シニアの猫でも12km以上離れると帰れなくなることもあるとか。そして猫に磁石をつけて同じ実験をするとこの帰巣能力が混乱することがわかったそうです。





いかがですか。よく渡り鳥がなぜ迷わずに海を越えて旅ができるのか、動物が迷わずに自分の巣に戻れるのかは、体の中の組織に磁気に反応する鉄の微粒子が含まれていて、それが地球の磁力に反応するからだ、いや、人にはわからない周波数をキャッチしているからだ、など様々な憶測が報告されています。



動物には人間にはない、驚くべき能力が秘められています。まだまだ人間にはわからない部分が猫にはあるのかもしれません。そんなミステリアスなところも、また猫の魅力でもありますよね。
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