初めて猫を飼う方、これから子猫を選ぶ場合は、ある程度猫の知識を身につけておいた方が安心です。
一般的に純血種の猫よりも雑種の猫の方が病気をしにくいと言われています。ペットショップで猫を購入する場合は、購入する金額以外に保険に入っておくと安心です。
また、雑種でも真っ白で綺麗な白い猫の場合は耳が聞こえない障害を持った猫も多いといいます。
そして子猫を選ぶとき、やはり元気で健康的な子猫がオススメです。今回は健康な子猫の選び方のチェックポイントをご紹介しましょう。
■先ずは体をチェック!
先ずは子猫の全体の毛の艶を確認しましょう。体を痒がるそぶりをしたり、毛が薄い箇所がある場合は皮膚炎などの病気の可能性があります。傷やかさぶた、ノミの有無のチェックも重要です。
子猫を抱き上げたとき、ずっしりした重みを感じる子猫は筋肉が発達して固太りの証拠です。よく食べて健康な猫でしょう。また、手足に適度に肉がついているか、歩き方に異常がないかも要チェック。
足を引きずる、どこかにしこりがある場合は病気の可能性があります。爪や肉球にも傷がないか確認してください。ストレスで喧嘩や攻撃する猫は爪が傷んでいるかも。
また、お腹を触って嫌がったり、体の大きさに比べてお腹が出っ張っている場合は寄生虫やそのほかの感染症、便秘などをしていないか確認した方が良いでしょう。
■行動、性格をチェック!
子猫なのに人間に触られるのを嫌がる場合、大事な社会化期の時期に人間と触れ合わなかった猫かもしれません。人間に対して警戒心が強く、シャーシャーー威嚇したり、攻撃的な場合は過去にトラウマを抱えているのかもしれません。
野良の子猫の場合は特に人間との接触に敏感です。時間をかけて徐々に慣らしていくことで解決することが多いのですが、中には一生そのままの性格の子猫もいるようです。
■お尻もチェックしよう!
健康的な子猫の見極め方で、案外見落としがちなのが子猫の「お尻」です。肛門が赤く爛れている場合は慢性的な下痢が多く、お腹に虫がいる可能性もあります。子猫の場合はキュッと引き締まったピンクの肛門が健康の証拠です。
■ここは押さえたい!9つのチェックポイント
子猫を選ぶときに大切なチェックポイントとは
・1:体つきはしっかりしていますか?
・2:走ったりジャンプはできますか?
・3:耳の汚れや目やに、口臭はありませんか?
・4:鼻水、咳、くしゃみはしていませんか?
・5:毛並みには艶があって、脱毛している箇所はないですか?
・6:爪や肉球に傷はないですか?
・7:お腹が不自然に膨らんでいませんか?
・8:お尻周りは汚れていませんか?5
・9:元気な声で鳴いていますか?
いかがですか。健康的な子猫の見分け方をご紹介しました。良い子猫との出会いがありますように。