子供の頃から猫と暮らしているワタクシ。猫のブログも書いていますから、猫についての知識は結構持っています。
猫と暮らすために必要なモノ、飼い主が気をつけなければいけない行動、猫に食べさせてはいけない物などはしっかり頭に入っていますが、意外に見落としてしまいがちなのが猫にとって安心できる部屋作り。
ついつい見た目に一目惚れしてアンティークの机を買って机の脚を爪とぎされたり、猫に猛毒なカサブランカの花を買って生けてしまったり。猫が喜ぶ部屋の環境作りはついついおろそかになってしまいます。
長年猫と暮らしていると案外忘れてしまう猫が喜ぶ部屋作り。今回は基本に戻って猫が安心できる部屋作りの10のポイントを書き出してみました。
①パソコンにはカバーを
使わないときはパソコンにはタオルやカバーをかけて置きましょう。猫の毛が入ったり、猫のイタズラを防止できます。
②ドアにはストッパーを
留守中に猫が部屋に閉じ込められてしまわないように、各部屋のドアにはストッパーを置く習慣をつけましょう。引き戸なら少し開けておきましょう。
③トイレは食事の場所から離す
食事とトイレが近いと猫はとても嫌がります。ストレスを感じないように離れた場所に配置しましょう。
④電気コードにはカバーを
子猫がいる家は特に注意。噛んで感電しないようにコード類はカバーをしましょう。またコンセント周辺は毛がたまらないようにマメに掃除をすると安心です。
⑤上下運動ができるように
キャットタワー、高低のある家具を配置して猫が上下運動できる環境を作ってあげて下さい。
⑥隠れ家を作ろう
急なお客が来たとき、リラックスしたいとき、猫には隠れ家が必要です。
⑦床にはカーペットがオススメ
集合住宅に住んでいる方は、猫が高いところから飛び降りた時の音を考慮して床に厚めのカーペットを敷くと安心です。
⑧食事は落ち着ける環境で
台所など、人が多く出入りする場所に猫のご飯を置くと、猫は落ち着いて食べられません。猫は耳が良いので食事は静かな場所で食べさせてあげましょう。
⑨ガスコンロにはネットを
やりがちな行為でワースト1位がガスコンロへの飛び乗り。これは猫にとっても大変危険です。ガスコンロの着火も心配ですからネットなどで乗らせない工夫をして下さい。
⑩ベランダに落下防止対策を
意外に多い、猫のベランダからの落下事故。逃亡するのもベランダからという報告も多く寄せられています。防護網などを設置して猫を危険から守りましょう。
いかがですか。どのポイントも基本中の基本です。猫にとって安心な環境は飼い主にも優しい部屋のはずです。忘れているポイントがあったら、チェックしてみて下さいね。