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どこにでも運んでハイテクな家に展開できる「ロマン溢れるコンテナハウス」


働き方や暮らしが多様化する中で、「タイニーハウス」と呼ばれる小さな家に注目が集まっています。


その多くはワンルームのシンプルなつくりですが、費用を抑え、簡単に設置できるというメリットがあります。


そして最近、カリフォルニアのテクノロジー企業「Podform」は、世界で最もスマートなタイニーハウスと称する「ポッドスタジオ(Pod Studio)」を発表しました。


ポッドスタジオは、トレーラーでどこにでも運ぶことができ、設置すると3倍に拡張して豊かな暮らしを提供してくれます。




目次



  • 15分で3倍に広がる「ポッドスタジオ」

15分で3倍に広がる「ポッドスタジオ」


トレーラーで運んだ「コンテナで生活する」というアイデアを見聞きしたことがあるでしょう。


しかしコンテナはただの四角い容器であり、豊かな生活とは程遠いものです。


トレーラーで運べて15分で展開する
Credit:Podform

新しく考案されたポッドスタジオは、一見ただのコンテナであり、トレーラーでどこにでも簡単に運ぶことができます。


しかし現場に到着した後、わずか15分で3倍のサイズに広がり、立派なタイニーハウス(小さな家、小屋)になります。


2.6m×30m×3mのコンテナが、4.9m×30m×3mサイズの住処へと変化するのだから驚きです。


床の面積は約43m2であり、26.5畳ほどの広さになります。


面積は約43平方メートル
Credit:Podform

ポッドハウスは2人用(+1人のゲスト)の居住スペースとして提供されており、通常の生活を送るための設備が整っています。


例えば電気コンロや冷蔵庫、食器洗浄機のあるキッチン、トイレやシャワーなどのバスルームがあります。


またクローゼットやキングサイズのベッドなども設置されています。


オシャレでゆとりある空間
Credit:Podform

加えてテーブルやワークスペース、Wi-fiなども備わっているため、事務仕事を進める場所としても活用できるでしょう。


とはいえ実際に生活するとなると、エネルギーがどこから供給されるのか気になるところです。


この点、ポッドスタジオには3kWのソーラーパネルおよび、蓄電システムが備わっているようです。


ソーラーパネルと蓄電システムで生活に必要な電力をまかなう
Credit:Podform

しかも3.5kWのソーラーパネルを2枚追加できるため、最大10kW(1日当たりの発電量は27kWh)となります。


ひとり暮らしの1日の電気使用量は約6kWh(4人家族では約13kWh)であることを考えると、十分に生活できますね。


また独自の管理AIが、水や電気、地域の気象データを分析し、毎日の消費量を効率化してくれます。


AIでコントロールし、メンテナンスも依頼できる
Credit:Podform

メンテナンスや修理もパソコンやスマホで依頼できるので安心です。


自分の土地であればすぐに設置できるため、従来の家のように建設されていくのを何カ月も待つ必要はありません。


別荘として「景色の良い場所に設置したい」という人は多いかもしれませんね。


自分の好きな場所で暮らせる
Credit:Podform

賃貸物件として新たなビジネススタイルに活用することも可能でしょう。


何より、いろんな場所に運べて変形するスタイルにロマンを感じる人は少なくないはずです。


全ての画像を見る

参考文献

podform, the world’s smartest tiny home, expands to three times its size
https://www.designboom.com/technology/podform-smartest-tiny-home-expands-pod-studio-09-17-2023/
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