1匹の白猫との出会い
その子の名前は「ジョン・スノー」
身体は痩せ細っていて、所々毛は抜け落ちていて…。
一目見ただけで病を患っているのは明らかな状態でした。
しかし、レイチェルさんはスノーに一目惚れしたのです!
シェルターの職員に、さっそく彼を引き取りたいと申し出ました。
「治療する価値はない」と言われた猫
スノーを引き取ると申し出たとき。
これ以上持ちこたえられるかも分からないし、治療にもお金がかかる。
そこまでする価値がこの猫にはない」
レイチェルさんは、シェルターの職員にそう言われてしまいました。
確かにスノーを飼うのは大変かもしれない。
治療費も高くつくかもしれない。だけど…
職員の言葉を聞いたレイチェルさんは、そう心に誓ったのです。
スノーを引き取る決意は、ゆるぎないものでした。
こうしてスノーを家族に迎えたレイチェルさん。
引き取ったあと、すぐに動物病院へと連れて行きました。
検査の結果、スノーは重度の気道感染症に侵されていることが判明。
さらには猫伝染性腹膜炎(FIP)という伝染病にもかかっていたのです。
そして、病状はかなり進行しているようでした…
獣医師いわく、治療をしても治る見込みはほとんどないとのこと。
そのため「安楽死」を告げられました。
しかし、レイチェルさんはスノーを治療してほしいと懇願しました。
命を諦めず、病気と闘うことを決めたのです。
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レイチェルさんの想いが奇跡を起こしました