命より大切なものはない
ターバンを外すことは宗教を軽視すること
シーク教徒がターバンを外すことが許されているのは、自宅にいる時かお風呂に入る時だけ。でも、28歳のサラワン・シンは、インドのパンジャブで、灌漑用の水路に落ちて溺れている犬を見た時、ターバンを外すことをためらわなかった。
溺れる犬を目の前にして
シンは、Daily Mailに次のように語った。
「旅行をしていた時に、男性グループが水路を指さしているのを見たので、車を停めて何があったのかを確認しに行った。
目の前で一匹の犬が溺れているのに、誰も助けようとする人がいなくてショックだった」
シンはターバンを外して、片方の端を友達に持ってもらい、もう片方の端を自分で握りながら険しい川の土手に身を乗り出して、溺れている犬に近づいた。
「ターバンを外し始めた時、周りにいる人たちはショックを受けていた」と彼は説明した。
男性の行動が私たちに教えてくれること
彼らは、私が信仰を軽視したと考えたから。でも、その時に大切なことは動物の命を救うことだったんだ。
そして、その勇敢な男性は何とかそれをやってのけた。
「その犬はひどく怯えていたから、ビスケットをあげて、そっとしておいてあげたよ」
自分に対する危険や批判を顧みずに、夢中で一匹の犬を救う姿には感動させられますね。
http://www.boredpanda.com/sikh-man-removes-turban-save-drowning-dog/