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犬が嫌いな音とは?嫌がる音と飼い主にできる対策方法


犬の耳ってどんな仕組み?

犬 聞く

Gladskikh Tatiana/shutterstock.com

犬は人間の4倍の聴覚を持つ!

鼻がきくイメージのある犬ですが、嗅覚だけでなく聴覚もとても優秀人間の4倍以上の能力があるため、人間には聞こえない周波数を感知したり、人間よりもはるかに遠くの音を聴き取ることもできます。
そのため人が平気な音でも、犬にとってはストレスになっている場合もあるんです。

犬はどんな音を嫌いになる傾向があるの?

犬が嫌いな音は、主に本能からくるもの経験からくるものとに分けられます。
本能からくるものは、機械音や破裂音などの自然界に存在しない人工の音
経験からくるものは、インターフォンや知らない人の声、電話の呼び鈴など嫌な経験をしたことがある音。もしくは、姿の見えない「知らない人の声」などが嫌いです。

犬の嫌いな音ってどんなもの?

犬 嫌がる フレンチブルドッグ

Patryk Kosmider/shutterstock.com

機械音

掃除機やドライヤー、バイクなどの機械音は自然界にはない複雑な音なので、犬が嫌いな音の代表格といえます。掃除機をかけると犬が興奮したり邪魔をしてくる…という話もよく聞きますよね。これは、掃除機そのものの音よりも機械のモーター音が嫌い、という場合が多いようです。
人間にとっては日常に欠かせない道具でも犬にとっては慣れない不快な音。ストレスを与えすぎないように注意してあげましょう。

高い音

犬は人間よりも特に高い音が苦手です。これは、犬と人間の音を聞き分ける「可聴域」の違いによるもの。
低い音の可聴域はそれほど変わりはないのですが、高い音は犬が6万5000ヘルツ、人間が2万ヘルツと大きく違います。そのため、犬笛のとても高い音は人間には聞こえないんですね。
またサイレンなどの高い音は、犬が仲間に危険を知らせる時の遠吠えの周波数と似ています。そのため犬が過剰に反応したり、嫌ったりする傾向があるんです。

突然する音

夏の花火は人間にとっては娯楽ですが、犬はとても怖がって部屋の隅で震えているというケースも多いものです。花火や爆竹などの破裂音は、人間ならば発生源を理解できますが、犬にはなぜその音が出ているのか原因がわかりません。なので耳に負担になるのと同時に、得体の知れない音に恐怖を感じているのです。

雷の音

雷は自然界にもともとあるものでしたが、犬にとってはやはり理解できないくらい大きな音。雷が鳴りだすと、怯えて吠えだしたりする犬も多いことでしょう。
雷は自然現象なので止めようがないのですが、飼い主さんが怖がっていると犬がもっと不安になってしまうので、そこは注意が必要です。

嫌な思い出がある音

人見知りの犬は、インターフォンや電話の呼び鈴など知らない人の存在を感じさせる音を怖がる傾向があります。
また、しつけの時に使われた音の鳴るアイテムを思い起こすものも嫌がることがあるでしょう。

犬の嫌いな音、克服できるものはあるの?

犬 室内 

Africa Studio/shutterstock.com

慣れさせることができる音もある

破裂音や機械音など人工的な音については、少しずつですが慣れさせるトレーニングも有効です。ICレコーダやスマホで掃除機などの音を録音し、小音量でスピーカーから流して聞かせましょう。最初は嫌いな音dめお犬が音に我慢できたら褒めてごほうびをあげると、少しずつ音への免疫がついてくる場合があります。
ただしくれぐれも犬に無理はさせないように。動画サイトなどに「犬の嫌いな音」の音源が上がっているものも、参考にするといいでしょう。

犬の安心する環境を作ってあげよう

掃除機やドライヤーなどの音は、生活音なので完全に消すことはできませんよね。犬がなかなか音に慣れない場合は犬の安心できる環境を作ってあげることも大切です。
生活の中で、犬が嫌がるような音を出す場合は犬を別の部屋に移動させてあげる。またドアを閉める時などは優しい動作で、犬がびっくりしないように配慮してあげる。飼い主さんが少し気をつけるだけで、犬にとっては大きなストレス軽減になるのです。

人間にとっては平気でも、犬にとっては嫌いで負担になる音って、実はけっこうあるものなんですね!
愛犬のストレスにならないように、飼い主さんがぜひ配慮してあげたいものですね。

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